「蜥蜴の尻尾切り」の意味とは!言葉を徹底解説
このトカゲの本体を会社や社長、取締役などに例え、尻尾を一社員や一個人に例えたのが、「蜥蜴の尻尾切り」になります。
「蜥蜴の尻尾切り」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「蜥蜴の尻尾切り」という言葉を使った例文や、「蜥蜴の尻尾切り」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「蜥蜴の尻尾切り」とは?
- 「蜥蜴の尻尾切り」を使った例文や短文など
「蜥蜴の尻尾切り」とは?
「蜥蜴の尻尾切り」という言葉を知っているでしょうか。
「蜥蜴の尻尾切りに遭い、会社をクビになる」などという話を耳にしたことがあるかもしれません。
一方で、「蜥蜴の尻尾切り」という言葉を、まるで知らないという人もいるかもしれません。
そこで「蜥蜴の尻尾切り」という言葉の意味を紹介します。
- 「蜥蜴の尻尾切り」の読み方
- 「蜥蜴の尻尾切り」の意味
- 「蜥蜴の尻尾切り」の語源
「蜥蜴の尻尾切り」の読み方
「蜥蜴の尻尾切り」は「とかげのしっぽきり」と読みます。
「蜥蜴」は「とかげ」、「尻尾切り」は「しっぽきり」と読みます。
「蜥蜴」はかなり難しい言葉のため、読み間違えないようにしましょう。
「蜥蜴の尻尾切り」の意味
「蜥蜴の尻尾切り」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「蜥蜴の尻尾切り」には、「不祥事などが露見した時、下位の身分の人に責任をかぶせ、上位の身分の人が追及を逃れること」という意味があります。
例えば会社の不祥事が露見した時、社長など役員クラスが責任を取らず、一社員が責任を取らされ、会社をクビになるような時、「蜥蜴の尻尾切り」と表現できます。
「蜥蜴の尻尾切り」の語源
トカゲは敵に襲われた時、尻尾を切断して逃げます。
敵が尻尾に気を取られている間に、トカゲ本体が逃げるためです。
「蜥蜴の尻尾切り」を使った例文や短文など
「蜥蜴の尻尾切り」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「蜥蜴の尻尾切り」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「蜥蜴の尻尾切り」を使った例文1
- 「蜥蜴の尻尾切り」を使った例文2
「蜥蜴の尻尾切り」を使った例文1
「平社員が責任を取り、社長が責任を取らないとは、『蜥蜴の尻尾切り』そのものだ」
この例文は、「蜥蜴の尻尾切り」という言葉の、典型的な例になるでしょう。
会社の不祥事などが発表された時、上位の立場の人間が責任を取らず、平社員に責任を押し付けるような時、「蜥蜴の尻尾切り」と呼ばれます。
「蜥蜴の尻尾切り」を使った例文2
「『蜥蜴の尻尾切り』をするような会社に入りたくない」
この例文のように思う人は多いのではないでしょうか。
何か大きな問題が起こった時、会社が社員を守るのではなく、会社を守るために一社員を犠牲にするような会社は信頼がおけないためです。
「蜥蜴の尻尾切り」という言葉について見てきました。
トカゲが尾を捨てて逃げるように、トラブルが起こった時などに、会社や上位の立場の者が、一社員など下位の者に責任を押し付けてうやむやにしようとする様子を見た時、「蜥蜴の尻尾切り」という言葉を使ってみましょう。