「幕切れ」の意味とは!言葉を徹底解説
「幕切れ」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「幕切れ」という言葉を使った例文や、「幕切れ」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「幕切れ」とは?
- 「幕切れ」の類語や類似表現や似た言葉
- 「幕切れ」を使った例文や短文など
「幕切れ」とは?
みなさんは「幕切れ」という言葉を知っているでしょうか。
ビジネスシーンで、「この話し合いを持って、この件を幕切れにする」などという言葉を聞いたことがあるかもしれません。
一方で、「幕切れ」という言葉を、まるで知らないという人もいるかもしれません。
そこで「幕切れ」という言葉の意味を紹介します。
- 「幕切れ」の読み方
- 「幕切れ」の意味
「幕切れ」の読み方
「幕切れ」は「まくぎれ」と読みます。
特に難しい言葉は使われていないため、読み間違えることも少ないでしょう。
これを機会に、「幕切れ」は「まくぎれ」と読みましょう。
「幕切れ」の意味
「幕切れ」という言葉の意味を紹介します。
「幕切れ」には、「物事が終わる出来事」という意味があります。
そのため「この話し合いを持って、この件を幕切れにする」という時は、事件などを終わりにするための話し合いをして、終わらせるという意味があります。
また「幕切れ」には、「芝居の場面で、一段落がついて終了し幕が閉まること」という意味もあります。
このように「幕切れ」には、「物事の終わり」「一幕の終わり」という意味があります。
「幕切れ」の類語や類似表現や似た言葉
次に「幕切れ」の類語や類似表現を紹介します。
「幕切れ」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「土壇場」【どたんば】
- 「大詰め」【おおづめ】
「土壇場」【どたんば】
「土壇場」には、「決断を迫られる、最後の場面」「進退窮まった状態」という意味があります。
「土壇場で、話をひっくり返される」という時は、最後の場面で、まとまっていた話を白紙にされたなどの意味があります。
「大詰め」【おおづめ】
「大詰め」には、「物事の終わりの段階」という意味があります。
「物語が大詰めを迎える」という時は、物語が終わりの段階を迎える、エンディングを迎えるという意味があります。
「幕切れ」を使った例文や短文など
次に「幕切れ」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「幕切れ」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「幕切れ」を使った例文1
- 「幕切れ」を使った例文2
「幕切れ」を使った例文1
「あっけない『幕切れ』に終わる」
この例文は、物語などの結末があっけなかったという意味があります。
もっと盛り上がる結末になると思ったが、それほど盛り上がりもなく物語が終わった時に、「あっけない幕切れだった」などと言います。
「幕切れ」を使った例文2
「長いプロジェクトが、ようやく『幕切れ』に近づく」
この例文は、長期間続いた仕事上のプロジェクトが、終わりに近づいたという意味があります。
ようやく終われる、終わってしまうのが寂しいなど、様々な思いが渦巻くでしょう。
このように物事の終わりを「幕切れ」と表現できます。
「幕切れ」という言葉について見てきました。
物事が終わる時、演劇の幕が下りる時、「幕切れ」という言葉を使ってみましょう。