「同梱」とは?意味や使い方!例文や解釈
「同梱」とは、「梱包した複数の物を一つの荷物(入れ物)の中に一緒に入れること」を意味する言葉です。
「同梱」の「意味・読み方・使い方・同梱を使った言葉・例文と解釈・同梱と同封の意味の違い・類語(シソーラス)や言い換え・英語と解釈」について、詳しく説明していきます。
目次
- 「同梱」とは?
- 「同梱」の表現の使い方
- 「同梱」を使った言葉と意味を解釈
- 「同梱」を使った例文や短文など(意味を解釈)
- 「同梱」と「同封」の意味の違い
- 「同梱」の類語や類義語・言い換え
- 「同梱」の英語と解釈
「同梱」とは?
「同梱」という表現は、「梱包(こんぽう)した複数の物を一つの荷物(入れ物)の中に一緒に入れること」を意味しています。
「同梱」というのは、「複数の物を合わせて一緒の入れ物に入れること」や「本体と一緒に梱包すること」、「ある物に付属して別の物を一緒に入れていること」を意味する表現なのです。
「同梱」の「梱(こん)」という漢字は、「梱包(こんぽう)」という言葉にも使われていて、「しばること・束ねてまとめること」を意味しています。
- 「同梱」の読み方
「同梱」の読み方
「同梱」の読み方は、「どうこん」になります。
「同梱」の表現の使い方
「同梱」の表現の使い方は、「梱包した複数の物を一つの荷物(入れ物)の中に一緒に入れる場合」や「本体と一緒に梱包する時」に使うという使い方になります。
例えば、「同梱している電源の付属品がないと、本体は正常に動作しないようになっているのです」といった文章で、「同梱」という表現を正しく使用することができます。
「同梱」を使った言葉と意味を解釈
「同梱」を使った言葉を紹介して、その意味を解釈していきます。
- 「同梱発送」【どうこんはっそう】
- 「同梱不可」【どうこんふか】
- 「同梱してください」【どうこんしてください】
「同梱発送」【どうこんはっそう】
「同梱発送」という表現は、「本体に別のものを付属して一緒に入れて発送すること」や「複数の物を一緒に入れて送ること」を意味しています。
例えば、「複数の品物を同梱発送することによって、発送の回数やコストを大幅に減らすことができるのです」といった文章で使えます。
「同梱不可」【どうこんふか】
「同梱不可」という言葉は、「その複数の梱包した品物を一緒に入れてはいけないこと」や「複数の物を同じ入れ物(箱など)に入れることができないこと」を意味しています。
例えば、「ガラスのコップなどの割れ物は同梱不可ですので、梱包する時には注意して下さい」といった文章で使用することができます。
「同梱してください」【どうこんしてください】
「同梱してください」という表現は、「二つ以上の物を一緒に梱包して入れてください」や「一緒の入れ物(箱など)に入れてください」というお願いの言葉を意味しています。
例えば、「一つの袋で持ち帰りたいので、この二つの商品は同梱してください」といった文章で使われることになります。
「同梱」を使った例文や短文など(意味を解釈)
「同梱」を使った例文・短文などを紹介して、その意味を解釈していきます。
- 「同梱」を使った例文1
- 「同梱」を使った例文2
「同梱」を使った例文1
「本体に同梱してある付属品は後で使いますから、無くさないようにきちんと管理してください」
この「同梱」を使った例文は、「本体と一緒の箱(入れ物)に入れてある付属品は後で使うので、無くさないようにきちんと管理してください」ということを意味しています。
「同梱」を使った例文2
「同梱不可と書かれてある品物を別の商品と一緒に入れてしまうと、破損や有毒物質(有害な化学物質)の発生などの危険性があるのです」
この「同梱」を使った例文は、「一緒の箱に入れてはいけないと書かれてある品物を別の商品と一緒に入れてしまうと、破損や有毒物質(有害な化学物質)の発生などの危険性がある」ということを意味しています。
「同梱」と「同封」の意味の違い
「同梱(どうこう)」と「同封(どうふう)」の意味の違いは、「同梱」は「複数の物を一つの荷物(箱)の中に一緒に入れること」を意味していますが、「同封」は「複数の手紙などを一つの封筒の中に一緒に入れること」を意味しているという違いがあります。
「同梱」という表現は「同封」よりも「一緒に入れるもののサイズが大きい」という違いがあり、一緒に入れる入れ物も「封筒」ではなくて「ダンボール箱など」であるという違いがあるのです。
「同梱」は「複数の包み(梱包したもの)を一つの包みの中に入れること」を意味していますが、「同封」は「複数のもの(梱包していないもの)を一つの包み=封筒の中に入れること」を意味しているという違いがあるのです。
「同梱」の類語や類義語・言い換え
「同梱」の類語・類義語・言い換えについて、分かりやすく解説していきます。
- 「同封・一緒にする」
- 「まとめ発送・セット販売」
- 「付属・漏れなく付く」
「同封・一緒にする」
「同梱」の類義語・言い換えとして、「同封・一緒にする」があります。
「同封」という表現は、「一つの封筒の中に複数の手紙・物などを一緒に入れること」を意味しています。
「同梱」というのは、「複数の梱包した物を一つの箱に一緒に入れること」を意味する言葉です。
それらの意味から、「同梱」の表現は「同封・一緒にする」という表現に言い換えられるのです。
「まとめ発送・セット販売」
「同梱」の類語・言い換えとして、「まとめ発送・セット販売」があります。
「まとめ発送」というのは、「一つの包み(箱)に複数のものをまとめて入れて、郵送(宅配)で発送すること」を意味しています。
「セット販売」というのは、「複数の商品を一緒に合わせて(一緒の箱に入れて)売ること」を意味しています。
それらの意味から、複数の物を一緒に入れるを示す「同梱」と関連する意味を持つ類語として、「まとめ発送・セット販売」という表現を指摘できるのです。
「付属・漏れなく付く」
「同梱」の類義語・言い換えには、「付属・漏れなく付く」があります。
「同梱」という表現は、「本体と一緒に別の梱包した物を付属させること」や「漏れなく付属品を一緒に入れてあること」を意味しています。
それらの意味から、「同梱」と近しい似た意味を持っている類義語(シソーラス)として、「付属・漏れなく付く」が上げられます。
「同梱」の英語と解釈
「同梱」という言葉を英語で表現すると、以下のようになります。
“bundle”(一つにまとめたもの・一つのかたまり・同梱)
“be bundled in~”(~の中に同梱されている・~の中に束ねられている)
“be included in~”(~の中に同梱されている)
“box together”(同梱する・一緒に箱詰めする)
- “The accessory of the product is bundled(included) in this big package.”
“The accessory of the product is bundled(included) in this big package.”
「同梱」という言葉を使ったこの英語の例文は、「その商品の付属品は、この大きな箱に同梱されています」ということを意味しています。
「同梱」という言葉について徹底的に解説しましたが、「同梱」には「複数の梱包した物を一つの荷物(入れ物)の中に一緒に入れること」などの意味があります。
「同梱」の類語(シソーラス)・言い換えとしては、「同封・一緒にする」「まとめ発送・セット販売」「付属・漏れなく付く」などがあります。
「同梱」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。