「巣食う」とは?意味や言い換え!例文と解釈
「巣食う」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「巣食う」という言葉を使った例文や、「巣食う」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「巣食う」とは?
- 「巣食う」の類語や類似表現や似た言葉
- 「巣食う」を使った例文や短文など
「巣食う」とは?
「巣食う」という言葉を知っているでしょうか。
「悪人が街に巣食う」などという噂を聞いたことがあるかもしれません。
一方で、「巣食う」という言葉を、まるで知らないという人もいるかもしれません。
そこで「巣食う」という言葉の意味を紹介します。
- 「巣食う」の読み方
- 「巣食う」の意味
「巣食う」の読み方
「巣食う」は「すくう」と読みます。
特に難しい言葉は使われていないため、読み間違えることも少ないでしょう。
これを機会に「巣食う」は「すくう」と読みましょう。
「巣食う」の意味
「巣食う」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「巣食う」には、「悪いものなどが、たまり場にして住み着く」という意味があります。
「悪人が街に巣食う」という時は、悪人とされる人が、街の雑居ビルなどをたまり場にして住み着くという意味になります。
このように「巣食う」には「根強く巣を作るように、悪人などが、たまり場にして住み着く」という意味があります。
「巣食う」の類語や類似表現や似た言葉
次に「巣食う」の類語や類似表現を紹介します。
「巣食う」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「住み着く」【すみつく】
- 「居着く」【いつく】
- 「住み慣れる」【すみなれる】
「住み着く」【すみつく】
「住み着く」には、「住所を決めて、落ち着いて住む」という意味があります。
「街に住み着く」、「田舎に住み着く」などという使い方をします。
「この街に住み着いて、もう5年になる」という時は、この街に住所を移して、5年になるという意味になります。
「居着く」【いつく】
「居着く」という言葉には、「離れずに住むようになる」という意味があります。
「家に居着く」という時は、家から離れず住むようになるという意味があります。
「住み慣れる」【すみなれる】
「住み慣れる」には、「長く住んで、その環境に慣れる」という意味があります。
「引っ越してから十年、この街にもすっかり住み慣れた」という時は、長く済んだおかげで、街の環境にすっかり慣れたという意味になります。
逆に「何年経っても、住み慣れない」という時は、何年住んでも、この街の環境に慣れないという意味になります。
「巣食う」を使った例文や短文など
続いて「巣食う」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「巣食う」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「巣食う」を使った例文1
- 「巣食う」を使った例文2
「巣食う」を使った例文1
「街に『巣食う』悪人を退治するため、スーパーヒーローがやって来た」
この例文のよう場面を戦隊ヒーロードラマなどで見たことがあるかもしれません。
平和だった街に悪人がやってきて、さらにその悪人を呼ばれて他の悪人がやってくるなどし、街にたくさんの悪人が住み込むような場面があります。
このようなピンチに、スーパーヒーローが登場し、悪人を退治して行くストーリーは、古今東西よくあります。
「巣食う」を使った例文2
「体に『巣食う』悪い病気を、完治させる」
この例文のように、悪い病気が体の中で増えて行くような状況を、「巣食う」という言葉で表現することがあります。
医者が適切な治療をすることで、このような体に「巣食う」病魔を消し去り、完治させられます。
「巣食う」という言葉について見てきました。
悪人などが、たまり場にして住み着いている様子を見た時、またそのような噂を聞いた時などに、「巣食う」という言葉を使ってみましょう。