「語呂がいい」の意味とは！言葉を徹底解説

「語呂がいい」とは?

「語呂がいい」という表現は、「言葉や文章の続き具合(音のリズム)が良いこと」を意味しています。

「語呂がいい」というのは、「言葉の続き具合が、口に出して言いやすいこと」や「言葉(文章)の音の聞こえが心地良いこと」を意味している表現なのです。

例えば、「諸行無常」「四面楚歌」などの四字熟語や「秋の日は釣瓶落とし」「馬の耳に念仏」などのことわざは、「語呂がいい言葉」の代表とされています。

• 「語呂がいい」の読み方

「語呂がいい」の読み方

「語呂がいい」の読み方は、「ごろがいい」になります。

「語呂がいい」の表現の使い方

「語呂がいい」の表現の使い方は、「言葉・文章の続き具合が良い場合」や「言葉の続き具合が口で言いやすい時・音のリズムが良い時」に使うという使い方になります。

例えば、「語呂がいい言葉であれば、すぐに暗記することができます」といった文章で、「語呂がいい」の言葉を使用できます。

「語呂がいい」を使った例文と意味を解釈

「語呂がいい」を使った例文を紹介して、その意味を解釈していきます。

• 「語呂がいい」を使った例文1
• 「語呂がいい」を使った例文2

「語呂がいい」を使った例文1

「平安京遷都の794年(鳴くよ)のように語呂がいい年号であれば、すぐに覚えることができます」

この「語呂がいい」を使った例文は、「平安京遷都の794年(鳴くよ)のように、音の聞こえ・リズムが良い年号であれば、すぐに覚えることができる」ということを意味しています。

「語呂がいい」を使った例文2

「昔から言い伝えられてきた四字熟語やことわざには、語呂がいい言葉が多くあります」

この「語呂がいい」を使った例文は、「昔から言い伝えられてきた四字熟語やことわざには、言葉の音の続き具合(聞こえ具合)が良くて口で言いやすい言葉が多くある」ということを意味しています。

「語呂がいい」の類語や類義語・言い換え

「語呂がいい」の類語・類義語・言い換えについて、分かりやすく解説していきます。

• 「歯切れが良い・言いやすい」
• 「言葉のリズム(テンポ)が良い」

「歯切れが良い・言いやすい」

「語呂がいい」の類義語・言い換えとして、「歯切れが良い・言いやすい」があります。

「語呂がいい」という表現は、「言葉や文章を声に出して言う時の歯切れが良いこと、言いやすいこと」を意味しています。

その意味から、「語呂がいい」の表現は「歯切れが良い・言いやすい」という表現で言い換えることが可能なのです。

「言葉のリズム(テンポ)が良い」

「語呂がいい」の類語・言い換えには、「言葉のリズム(テンポ)が良い」があります。

「語呂がいい」の表現は、「口に出して言う時の言葉のリズム・テンポが良いこと」や「声に出して言いやすく聞きやすいこと」を意味しています。

その意味合いから、「語呂がいい」と近しい似た意味を持つ類語(シソーラス)として、「言葉のリズム(テンポ)が良い」という表現が上げられるのです。