「空にする」の意味とは!言葉を徹底解説
「空にする」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「空にする」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「空にする」とは?
- 「空にする」の表現の使い方
- 「空にする」を使った例文と意味を解釈
- 「空にする」の類語や類義語・言い換え
「空にする」とは?
「空にする」という言葉には無効にする、あるいは中身をなくす、空っぽにする、などという意味があります。
例えば、誰もがゴミ箱を利用しますよね。
出たゴミはゴミ箱に入れ、ゴミの日に捨てるという人がほとんどでしょう。
つまり、ゴミを出すという事はゴミ箱を「空にする」ということになります。
ゴミ箱の中身を取り除くわけですから、「空にする」という表現が使えますね。
あるいは車を車検に出すために車の中を「空にする」、ダッシュボードを「空にする」、という人もいるのではないでしょうか。
- 「空にする」の読み方
「空にする」の読み方
「空にする」という表記は「からにする」と読みます。
「そらにする」ではありませんので気をつけましょう。
「空にする」の表現の使い方
ゴミ箱やダッシュボードを「空にする」以外にも、例えばスマホのアルバムを「空にする」ということもあるのではないでしょうか。
スマホはどの程度の写真が保存できるのか、既に決められていますよね。
内部ストレージが決まっているため、写真を保存しすぎてしまえばストレージがいっぱいになってしまいます。
そのため、アルバムを適宜空にしていかなければ、新しい写真が保存できなかったり、メールボックスの更新ができなくなったりする可能性があります。
「空にする」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「空にする」を使った例文1
- 「空にする」を使った例文2
「空にする」を使った例文1
「その空き瓶を空にしておいてください」
瓶の中にジャムなどが入っている時、もしも少ししか残っていない、その瓶を新たに使う予定がある、などという場合は瓶をきちんと「空にする」必要があります。
雀の涙程度しか残っていないのであれば、使い切った方が良いこともあるでしょう。
もしも新たにその瓶を使いたいのであれば、きちんと中身を空にした上で洗わなければいけませんね。
瓶をリサイクルに出す場合も、しっかりと空にしてきれいに洗っておきましょう。
「空にする」を使った例文2
「彼女は掃除をするため、物置を空にした」
物置を掃除する場合など、きちんと中身を外に出して空にしておかなければいけません。
中身がある状態で掃除をしようと思ってもきれいにならないですよね。
物置には多くのものが入っているかもしれませんが、掃除をするときには中身を出し、さらに出したものをきちんと戻す、というところまでやりたいものです。
「空にする」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介していきます。
4-1「空ける」【あける】
「空ける」という言葉にはそこにあったものをなくす、隙間を作る、という意味があります。
例えば電車で座っている時、お年寄りが乗ってきたら立ち上がって席を空け、譲るということがありますね。
「飲む」【のむ】
「飲む」というのは人間を含む動物が口から飲み物や液体物を摂取する行為を指しています。
夏になると特に、水分補給をしっかりとしていかなければいけません。
「空にする」という表現は日常的に使えますので、ぜひ覚えておきましょう。
もしもリュックサックを使ったら「しっかりと中身を出して空にする」、「スーツケースを空にする」、など、いろいろ使えますよ。