「いい加減にしろ」の意味とは!言葉を徹底解説
皆さんは「いい加減にしろ」という言葉を色々な場面で耳にしたことがあるかと思います。
この言葉を言われている人は、かなりきつく叱りを受けている環境にあるのですが、今回はこの「いい加減にしろ」について、フォーカスしていこうと思います。
目次
- 「いい加減にしろ」とは?
- 「いい加減にしろ」の表現の使い方
- 「いい加減にしろ」を使った例文と意味を解釈
- 「いい加減にしろ」の類語や類義語・言い換え
「いい加減にしろ」とは?
「いい加減にしろ」の「いい加減」には、「適度な」や「ちょうど良い」、「適当」などの意味がありますが、これに「しろ」が加わると、「相手の行いを諌めたり叱ったりする際の言い方」に変わって来ます。
簡単に言うと、「真面目にしろ」という意味になります。
- 「いい加減にしろ」の読み方
「いい加減にしろ」の読み方
「いい加減にしろ」は「いいかげんにしろ」という読み方になりますが、よく使われている言葉なので、間違いないように、キチンとチェックしておきましょう。
「いい加減にしろ」の表現の使い方
「いい加減にしろ」は「真面目に取り組め」と相手を戒めることを言っていますので、ふざけている人や真面目でない人に向けて発せられることになります。
かなり強い口調で使われることもあります。
「いい加減にしろ」を使った例文と意味を解釈
ここで「いい加減にしろ」を使った例文を見ながら具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「いい加減にしろ」を使った例文1
- 「いい加減にしろ」を使った例文2
「いい加減にしろ」を使った例文1
「お前、ダラダラと過ごしているのも、いい加減にしろ。しっかりと勉強しろ」
このようなことを言われた経験を持っている人も結構いるのではないかと思います。
恐らく、受験前の子供に対して、親が叱っている場面が思い浮かばれます。
「いい加減にしろ」を使った例文2
「そんな低レベルのことで愚痴言うなんて、いい加減にしろよ」
この例文を見ていると、かなり相手を避難するというより、「子供のように甘えるな」ということを言っているように思えます。
職場で幼い子供のようなレベルで愚痴を言っている後輩に対して、強い口調で叱っているのかもしれません。
「いい加減にしろ」の類語や類義語・言い換え
「いい加減にしろ」を他の言葉で言い換えるとするなら、どのような言葉があるかを見ていくことにします。
- 「巫山戯る」【ふざける】
- 「冗談を言うな」【じょうだんをいうな】
「巫山戯る」【ふざける】
「ふざけるな」という言葉が「いい加減にしろ」に近い意味を持つ言葉として使うこともことができます。
「真面目にしろ」、「おちゃらけになるな」という意味でよく使われています。
「冗談を言うな」【じょうだんをいうな】
「冗談を言うな」も類義語として挙げることができます。
「冗談を言う」ことは、時としてその場の雰囲気を和やかにしたり、明るくさせる効果があります。
しかし、その場の雰囲気を読めずに、「冗談を言う」ことで、周りからひんしゅくを買ってしまうこともあります。
そのような時に、否定形で「冗談を言うな」と釘を刺されることがあります。
「いい加減にしろ」という言葉の意味や使い方を見てきましたが、この言葉を言われた人は、その真意をしっかりと受けとめて、真面目な姿勢になるように心がけることが大切です。