「あられもない」の意味とは!言葉を徹底解説
「あられもない」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「あられもない」という言葉について詳しく紹介していきます。
目次
- 「あられもない」とは?
- 「あられもない」の表現の使い方
- 「あられもない」を使った例文と意味を解釈
- 「あられもない」の類語や類義語・言い換え
「あられもない」とは?
「あられもない」というのは似つかわしくない、特に女性の身だしなみや振る舞いとしてふさわしくない、という意味があります。
動詞「あり」に可能の助動詞である「れる」がついて「あられ」という表現ができました。
これに係助詞である「も」と形容詞「ない」がついて、「あられもない」という表現になったのです。
あるはずがない、考えられない、そうあってはならない、ふさわしくない、はしたない、という意味で使われます。
「あられもない」の表現の使い方
よく、週刊誌などに人気女優や女性タレントの記事が掲載されますよね。
しかし中には良いものではなく、人気女優や女性タレントの「あられもない」姿がさらされてしまう場合もあります。
「あられもない」寝姿が写真でスクープされてしまう女性タレントもいますし、「あられもない」食事マナーなどが問題視される人気女優もいるでしょう。
芸能人たちはこのようなスクープを取られないように、常に気を張っているとも言われています。
「あられもない」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「あられもない」を使った例文1
- 「あられもない」を使った例文2
「あられもない」を使った例文1
「彼女はあられもない寝姿をスクープされてしまい、女優生命を失った」
いくら人気のある女優も、プライベートはプライベートなわけですから、そのプライベート写真が掲載されてしまうというのはとても気の毒ですよね。
プライベートの「あられもない姿」などがスクープされてしまうと、それだけで女優生命を失ったり、キャリアに傷がついてしまうということもあります。
女優であっても人間なのに、と思う人もいるかもしれませんが、イメージで売り出されている職業なだけに、イメージが悪くなってしまうとキャリアに影響が出てしまうのです。
「あられもない」を使った例文2
「彼女は、普段はあんなに上品なのに、お酒を飲むとあられもない姿になる」
どれだけ普段は素晴らしい人であったとしても、お酒が入るとだらしない、ということもあるのではないでしょうか。
お酒が入って酔っ払ってしまうと性格が変わるということもありますが、例えば男性に対してだらしなくなってしまう、などという人もいるかもしれませんね。
お酒が入った姿は自分では客観的に見られませんので、周りが指摘することも重要です。
「あられもない」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介します。
4-1「だらしない」
「だらしない」というのは身なりや行動がきちんとしていなかったり、節度がないという意味になります。
外見がだらしない場合もあれば、内面がだらしない場合もあるでしょう。
「はしたない」
「はしたない」というのは礼儀に外れていて品がない、という意味です。
慎みがなく見苦しい場合にもこの表現が使われます。
「あられもない」という表現は特に女性に対して使われることが多いですので、ぜひ覚えておきましょう。
「あられもない姿だ」とは思われないように気をつけたいですね。