「ノミの心臓」の意味とは！言葉を徹底解説

「ノミの心臓」とは?

「ノミの心臓」というのはとても気が弱い人、大変な小心者、極端な怖がりの人、などを例えていう表現です。

気が小さくてささいなことにも怖がったり心配したりするような性質を指しており、臆病な人だと言われることもありますね。

お化け屋敷なんてとんでもない、ジェットコースターには絶対に乗れない、ちょっとしたことですぐに不安になってしまい、怖くて何もできなくなってしまう、などという人はまさに「ノミの心臓」だと言えるでしょう。

「ノミの心臓」の表現の使い方

とても怖がりな人がいますよね。

お化け屋敷や肝試しには絶対に参加できない、ホラー映画は絶対に見られない、ということもあるかもしれません。

そもそも血が見られない、血液検査なんてとんでもない、注射も怖い、ということもあるのではないでしょうか。

そのような人はまさに「ノミの心臓」だといえます。

「ノミの心臓」を使った例文と意味を解釈

ここでは例文を紹介していきます。

• 「ノミの心臓」を使った例文1
• 「ノミの心臓」を使った例文2

「ノミの心臓」を使った例文1

「妹はノミの心臓で、お化け屋敷には絶対に入れません」

お化け屋敷と言えば遊園地の定番ですが、そのようなお化け屋敷に絶対に入れないという人もいるのではないでしょうか。

そもそも作り物のお化けであっても怖い、絶対に無理、という人もいますよね。

デートでは彼女をお化け屋敷に連れて行きたいと考える人もいるかもしれません。

しかし、お化けを見たときに叫んで彼氏に抱きつく彼女であれば良いですが、そもそもお化けを見たら立ちすくんでしまう、それがトラウマになってしばらく忘れられなくなってしまう、という女性ならば、そのようなデートはやめた方が良いかもしれません。

「ノミの心臓」を使った例文2

「妻はノミの心臓で、本当に気が小さいんだ」

気が小さくてどうしても何かの一歩が踏み出せない、などという人はまさに「ノミの心臓」だと言えるでしょう。

例えば、気が小さすぎて新しい習い事が始められない、うまくできなかったらどうしようと心配ばかりしている、などという人も「ノミの心臓」だといえます。

不安になってばかりいても仕方がないですので、ぜひ一歩を踏み出したいものです。

「ノミの心臓」の類語や類義語・言い換え

ここでは例文を紹介していきます。

• 「肝が小さい」【きもがちいさい】
• 「度胸がない」【どきょうがない】

「肝が小さい」【きもがちいさい】

「肝が小さい」というのは非常に度胸がなく頼りない、気が弱い、という意味になります。

肝が小さいと言われることもありますが、肝っ玉が小さいと言われることもありますね。

「度胸がない」【どきょうがない】

「度胸がない」という表現には心にどっしりとしたものがない、腰のない、という意味になります。

肝が小さい、などという意味でも使われ、対義語は「度胸がある」になります。