「在阪」とは?意味など徹底解説
「在阪」は、主に会社の所在地に対して用いられる言葉です。
同様に使われる類語と共に、意味や使い方を詳しく見ていきます。
目次
- 「在阪」とは?
- 「在阪テレビ局」とは?
- 「在京」とは?
「在阪」とは?
「在阪」(ざいはん)とは、所在地が大阪の企業、または現在大阪に居るという意味で使う言葉です。
全国展開している企業では、本社の所在地に対して用いる言葉で、例えば、「在阪の三大企業と言えば、伊藤忠商事、パナソニック、シャープだ」という使い方になります。
大阪府内に居ると使う時には、「在阪中に連絡して欲しい」のような用い方になり、この形で、大阪に居るうちに連絡が欲しいという意味になります。
「在阪テレビ局」とは?
在阪テレビ局とは、大阪府の大阪市内に本社を構えるテレビ局のこととして使われる言葉です。
大阪府内であれば、大阪市である必要はありませんが、現在存在する在阪テレビ局と言われる6局(キー局4局+NHK1局+地方局1局)は、全て大阪市内に本社が存在する為、この「在阪テレビ局」という言葉は、大阪市内まで含んでいると考えていいでしょう。
具体的には、読売テレビ、朝日放送、毎日放送、関西テレビ、そして、NHK大阪放送、更に、地方局(テレビ東京系列)のテレビ大阪を合わせた6局になりますが、多くの場合は先の4局、もしくはNHK大阪放送までの5局のこととして使っています。
「在京」とは?
「在阪」の類語となる「在京」(ざいきょう)とは、所在地が東京の企業、または東京に居るという意味で使います。
同じように、北海道を対象にした「在道」(ざいどう)という言葉もありますが、「在阪」や「在京」と比較すると、一般にはそれほど用いられることはなく、主に北海道に本社のある企業や、北海道内に住んでいる人が使っている言葉です。
「在阪」や「在京」は、大阪、及び東京が、とても人口が多く、経済への影響も大きい巨大都市であることから、(それらの都道府県を表すのに便利という)利便性の為に使われている言葉だと考えていいでしょう。
北海道の「在道」を除くと、その他の都道府県の為の言葉は特にないことからもそれが分かります。