「真逆」の意味や使い方
「真逆」という表現を知っているでしょうか。
単なる逆ではなく「真逆」という表現です。
ここでは「真逆」という言葉について詳しく紹介していきます。
目次
- 「真逆」とは?
- 「真逆」の具体例や表現の使い方
- 「真逆」を使った例文と意味を解釈
- 「真逆」の類語や関連語と解釈
「真逆」とは?
「真逆」という言葉には全く逆であること、正反対なこと、という意味があります。
これは「逆」を強調した俗語であり、例えば性格が「真逆」である、などと表現しますね。
俗語ですから正式な日本語というわけではなく、2004年に流行語大賞の候補になった言葉でもあります。
「真逆」というのは全くの逆という意味ですので、正反対という意味であり、180度反対という意味になります。
- 「真逆」の読み方
「真逆」の読み方
「真逆」という表現は「まぎゃく」と読みます。
突き進むというイメージがある「真」という感じをネガティブに使った表現だとも言えるでしょう。
「真逆」の具体例や表現の使い方
日本から見て「真逆」にある国は一体どこでしょうか。
地球儀を見てみると、日本の反対側にどの国が来るのか分かります。
例えば、ヨーロッパやアメリカは日本からとても遠いですよね。
しかし日本の「真逆」に位置する国はブラジルだと言われています。
確かに世界地図などを見てみると、まさか日本の「真逆」の国がブラジルだとは思わないかもしれませんね。
実際に、日本の「真逆」の国はオーストラリアだと思っている人も少なくありません。
「真逆」からこそ、日本からブラジルに行くには相当な時間がかかります。
「真逆」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「真逆」を使った例文1
- 「真逆」を使った例文2
「真逆」を使った例文1
「彼らは一卵性双生児なのに性格は真逆です」
性格が「真逆」といっても、180度違う性格などというのはあくまでも比喩に過ぎないのですが、双子は性格が違うと言われますよね。
一卵性の場合は同じ顔をしていますが、性格は違うと言われています。
極端に違う場合もあり、例えば1人がおとなしければもう1人はとても賑やか、ということもあると言われています。
「真逆」を使った例文2
「あの夫婦は真逆の性格をしています」
夫婦の中にも、「あの2人はどうやって会話をしているんだろう」と思ってしまうほど性格が違うカップルがいますよね。
奥さんはとても穏やかなのに旦那さんは厳しい、などということもあるかもしれません。
性格が違うからこそうまくいっているところもあるのかもしれませんね。
「真逆」の類語や関連語と解釈
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「正反対」【せいはんたい】
- 「あべこべ」
「正反対」【せいはんたい】
「正反対」というのは全く反対である、まるっきり相反している、という意味になります。
例えば正反対な考え方などという言い方がありますね。
「あべこべ」
「あべこべ」というのは順序や位置、関係がひっくり返っているという意味になります。
逆さまなどと言われることもありますね。
「真逆」という言葉は日常的にも使われる言葉ですので、ぜひ覚えておきましょう。
ただし俗語ですので、ビジネスの場などでは使わない方が良いかもしれません。