「盟友」とは?意味や使い方!例文や解釈
「盟友」とは、「固い約束を結んでお互いにそれを守っている友人」を意味する言葉です。
「盟友」の「意味・読み方・語源や漢字・使い方・盟友を使った言葉・例文と解釈・盟友と親友の違い・類語(シソーラス)や言い換え・英語と解釈」について、詳しく説明していきます。
目次
- 「盟友」とは?
- 「盟友」の表現の使い方
- 「盟友」を使った言葉と意味を解釈
- 「盟友」を使った例文や短文など(意味を解釈)
- 「盟友」と「親友」の意味の違い
- 「盟友」の類語や類義語・言い換え
- 「盟友」の英語と解釈
「盟友」とは?
「盟友」という言葉は、「固い約束を結んでお互いにそれを守っている友人」や「同じ信念・誓いを持って助け合う同志・友人」を意味しています。
「盟友」というのは、「固い約束(誓い)を結んだり、同じ信念・目的を持ったりしている親しい友人(同志)」のことを意味する表現なのです。
- 「盟友」の語源や漢字
- 「盟友」の読み方
「盟友」の語源や漢字
「盟友」の語源は、その漢字の語源的な意味や成り立ちから考えることができます。
理想的な盟友の関係としては、「三国志演義」の「劉備・関羽・張飛の義兄弟(桃園の誓い)が生涯にわたって助け合い続けた関係」を上げることができます。
「盟友」の「盟」の漢字の語源的な意味は、「誓う・約束する・決意する」になります。
「盟」の成り立ちは「太陽と月の象形(あかるい・あきらか)」と「食物を盛る皿の象形」から、諸侯がお互いに疑問を明らかにし犠牲の血をすすって誓ったことに由来して、「誓う・約束」の意味が生まれました。
「友」の語源的な意味は、「とも・仲良くする」にあります。
「盟+友=盟友」で、「固い約束をして誓い合った親しい友人」を意味することになったのです。
「盟友」の読み方
「盟友」の読み方は、「めいゆう」になります。
「盟友」の表現の使い方
「盟友」の表現の使い方は、「昔に交わした約束を固く守っている友人」や「過去に一緒に立てた誓いを守っている親しい友人」を意味して使うという使い方になります。
「盟友」というのは、「お互いに固い約束(誓い)を守り合っている親しい友人・同じ信念や目的を持っている友人」を指して使う表現なのです。
例えば、「盟友である彼の支援を受けられれば、どんな困難も乗り越えていけるだろう」といった文章で、「盟友」の表現を使うことができます。
「盟友」を使った言葉と意味を解釈
「盟友」を使った言葉を紹介して、その意味を解釈していきます。
- 「かけがえのない盟友」
- 「今は亡き盟友」
- 「盟友と再会する」
「かけがえのない盟友」
「かけがえのない盟友」という表現は、「他に代わりになる人がいない唯一無二の盟友」や「余人に代えられない固く誓い合った友」を意味しています。
例えば、「私はかけがえのない盟友のためであれば、何だってする覚悟があります」といった文章で使うことができます。
「今は亡き盟友」
「今は亡き盟友」という言葉は、「今はもう亡くなってしまった(存命ではない)が、かつて固い約束を交わしていた友」を意味しています。
例えば、「今は亡き盟友を偲んで、お盆の季節にお墓参りをしてきました」といった文章で使用することができます。
「盟友と再会する」
「盟友と再会する」という表現は、「固い約束を守りあってきた友人と再会すること」を意味しています。
例えば、「私は10年ぶりに懐かしい盟友と再会して、感動であふれる涙を止めることができませんでした」といった文章で使えます。
「盟友」を使った例文や短文など(意味を解釈)
「盟友」を使った例文・短文などを紹介して、その意味を解釈していきます。
- 「盟友」を使った例文1
- 「盟友」を使った例文2
「盟友」を使った例文1
「あなたというかけがえのない盟友を得られたことは、私の今までの人生における数少ない財産の一つだと思っています」
この「盟友」を使った例文は、「あなたというかけがえのない、固い誓いを交わしあった友人を得られたことは、私の今までの人生における数少ない財産の一つだと思っている」ということを意味しています。
「盟友」を使った例文2
「盟友と交わした約束を破って裏切るくらいなら、私は自らの死を選ぶことになるでしょう」
この「盟友」を使った例文は、「昔から固い誓いで結ばれている友と交わした約束を破って裏切るくらいなら、私は自らの死を選ぶことになるだろう」ということを意味しています。
「盟友」と「親友」の意味の違い
「親友」は「特別に親しい友人」や「お互いに心を許し合って、何でも話すことのできる親しい友人」を意味していますが、「盟友」というのは「固い約束や誓いで結ばれている非常に親しい友・同志」を意味しているという違いがあります。
「親友」という言葉には、「固い約束で結ばれている・誓いを固く守り合っている・同じ志を抱いてそれを実現するために助け合う同志」といった「盟友」が持っている意味が含まれていないのです。
「盟友」には「過去に交わした固い約束・誓いに基づいた親しい友人関係の前提」がありますが、「親友」にはその前提がないという明らかな違いがあります。
「盟友」の類語や類義語・言い換え
「盟友」の類語・類義語・言い換えについて、分かりやすく解説していきます。
- 「戦友・苦楽を共にした友」
- 「同じ釜の飯を食った仲・チームメイト」
- 「莫逆の友・無二の友人」
「戦友・苦楽を共にした友」
「盟友」の類義語・言い換えとして、「戦友・苦楽を共にした友」があります。
「盟友」というのは、「志を同じくして共に戦う友人」や「お互いに誓い合って苦楽を共にした友」を意味している表現です。
それらの意味合いから、「盟友」の表現は「戦友・苦楽を共にした友」という表現で言い換えることができるのです。
「同じ釜の飯を食った仲・チームメイト」
「盟友」の類語・言い換えとして、「同じ釜の飯を食った仲・チームメイト」があります。
「盟友」という表現は、「長期の共同生活で、同じ釜の飯を食うほどに親しい友人・チームメイト」を意味しています。
その意味合いから、「盟友」と近しい似た意味を持つ類語(シソーラス)として、「同じ釜の飯を食った仲・チームメイト」が上げられるのです。
「莫逆の友・無二の友人」
「盟友」の類義語・言い換えとして、「莫逆の友(ばくぎゃくのとも)・無二の友人」があります。
「莫逆の友」というのは「気心が深く通じ合っている否定する所もない親友」を意味していて、「無二の友人」というのは「他の誰にも替えることができない親しい友人」を意味しています。
それらの意味から、固い約束で結ばれた親しい友人を示す「盟友」と良く似た意味を持つ類義語として、「莫逆の友・無二の友人」を指摘できます。
「盟友」の英語と解釈
「盟友」という言葉を英語で表現すると、“a sworn friend”(誓いを立てた友人・盟友)や“a sworn ally”(同盟を結んだ友人・盟友)などになります。
- “I and he are the sworn friends(allies) for 20 years.”
“I and he are the sworn friends(allies) for 20 years.”
「盟友」を使ったこの英語の例文は、「私と彼は、20年来の盟友です」ということを意味しています。
「盟友」という言葉について徹底的に解説しましたが、「盟友」には「固い約束を結んでお互いにそれを守っている友人・同志」などの意味があります。
「盟友」の類語(シソーラス)・言い換えとしては、「戦友・苦楽を共にした友」「同じ釜の飯を食った仲・チームメイト」「莫逆の友・無二の友人」などがあります。
「盟友」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。