「地味で目立たない存在」とは?意味や言い換え!例文と解釈
大抵のオフィスには「地味で目立たない存在」と言われる人がいます。
一体どの様な意味の言葉なのか、詳しく紹介します。
目次
- 「地味で目立たない存在」とは?
- 「地味で目立たない存在」を分解して解釈
- 「地味で目立たない存在」の表現の使い方
- 「地味で目立たない存在」を使った例文と意味を解釈
- 「地味で目立たない存在」の類語や類義語・言い換え
「地味で目立たない存在」とは?
「地味で目立たない存在」の概要について紹介します。
- 「地味で目立たない存在」の読み方
- 「地味で目立たない存在」の意味
「地味で目立たない存在」の読み方
「地味で目立たない存在」は「じみでめだたないそんざい」と読みます。
定型のフレーズとして使われることが多いので覚えておきましょう。
「地味で目立たない存在」の意味
「地味で目立たない存在」の意味は、「そこにいるのに、まるでいるのかいないのか分からない人のこと」です。
見た目はごく普通で仕事もきちんとするのですが、口数が少なくやることがいつも同じ行動に変化がありません。
その為に周囲の人の目に留まることがなく、毎日何となく現れて何となくいなくなります。
用事があって話をするまでいるのが分らなかった、或いは後から思い出してみてもその場にいたのかいなかったのか記憶にない、という人のことを言います。
「地味で目立たない存在」を分解して解釈
「地味で目立たない存在」を分解して解釈します。
- 「地味」【じみ】
- 「目立たない」【めだたない】
- 「存在」【そんざい】
「地味」【じみ】
「地味」の意味は大きく分けて2つあります。
見た目においては「形や模様など、特に目を引く華やかさがないこと」という意味です。
内面においては「性格や考え方、振る舞いなどが常に控え目であること」という意味です。
人や動物、物などに幅広く使える言葉です。
「目立たない」【めだたない】
「特に人より際立っているところがなく、誰にも注目されない様子」という意味です。
大勢の中にいて埋もれてしまい、どこにいるのか分からないことを言います。
「存在」【そんざい】
「人や物質がそこにあること」という意味です。
そのものがあることへの意味や価値を表した言葉です。
「地味で目立たない存在」の表現の使い方
「地味で目立たない存在」は、自分に対してではなく人に対して使う言葉です。
性格的に温和で真面目であることを表していますが、「特徴がない」「仕事で活躍しない」などのニュアンスを含む為に良い意味では使われません。
本人の耳に入るとショックを受けることがあるので注意しましょう。
「地味で目立たない存在」を使った例文と意味を解釈
「地味で目立たない存在」を使った例文と解釈を紹介します。
- 「地味で目立たない存在」を使った例文1
- 「地味で目立たない存在」を使った例文2
「地味で目立たない存在」を使った例文1
「課長は地味で目立たない存在で、皆から軽んじられている」
いつも物静かで黙って部下をも見守るタイプの上司です。
他の部署の上司と比べても覇気がなく、黙って印鑑を押すだけのこともあります。
余計な口出しをしない為に部下から軽んじられてしまい、悪口を言う人もいることを表しています。
「地味で目立たない存在」を使った例文2
「彼は地味で目立たない存在なので、宴会で芸を押し付けら得ることもなくて羨ましい」
宴会で盛り上がって来ると、上司や先輩が部下に無理矢理芸をさせることもあります。
しかし普段から大人しくて全く注目されない人は、飲み会でも上司や先輩の目に留まらず指名されることもないので、同僚からしてみれば羨ましい限りです。
「地味で目立たない存在」の類語や類義語・言い換え
「地味で目立たない存在」の類語を紹介します。
- 「影が薄い人」【かげがうすいひと】
- 「空気の様な人」【くうきのようなひと】
「影が薄い人」【かげがうすいひと】
「覇気がなくて印象が薄い人」という意味です。
はっきりとした影が映らずに生命力に乏しいという意味からきています。
「空気の様な人」【くうきのようなひと】
「空気の様な人」には2つの意味があり、「空気の様になくてはならない人」と「空気の様にいるのかいないのか若有らない人」です。
「地味で目立たない存在」は後者の意味と類語になります。
「地味で目立たない存在」とは「そこにいるのに、まるでいるのかいないのか分からない人」という意味です。
会社で大人しくて印象の薄い人に対して使ってみましょう。