「紛れもなく」とは?意味や言い換え!例文と解釈
「紛れもなく」、という表現を知っているでしょうか。
ここでは「紛れもなく」、という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「紛れもなく」とは?
- 「紛れもなく」の英語と解釈
- 「紛れもなく」を使った例文と意味を解釈
- 「紛れもなく」の類語や類義語・言い換え
「紛れもなく」とは?
「紛れもなく」、というのは間違いなく、という意味です。
本物であり、決して偽物ではない、正真正銘の、という意味があるのです。
極めて明白であり、間違いようがないという意味でも使われます。
例えば、「紛れもなく」では事実である、などと使えますね。
例えば、もしも昔のものと思われる何かが発掘された場合、専門家が調査をします。
専門家が調査をした上で「紛れもなく江戸時代のものである」、「紛れもなく明治時代のものである」、などとわかった場合、それらは価値がある歴史的なものとして保存されるようになるのです。
- 「紛れもなく」の読み方
「紛れもなく」の読み方
「紛れもなく」、という表現は「まぎれもなく」読みますので覚えておきましょう。
よくニュースなどでも聴きますよね。
「紛れもなく」の英語と解釈
「紛れもなく」、という表現を英語にすると“unmistakably”になります。
あるいは“in all truth”でも良いでしょう。
例えば、「それは紛れもなく明らかでした」ということであれば“ it was glaringly obvious.”になります。
「紛れもなく」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「紛れもなく」を使った例文1
- 「紛れもなく」を使った例文2
「紛れもなく」を使った例文1
「父の話は紛れもなく真実だった」
誰かから何かの話を聞いたとき、どうしても嘘くさいなどと感じることもあるかもしれません。
内容によって嘘くさいと感じることもあるかもしれませんし、この人の言い分だからあてにならない、などと思うこともあるでしょう。
しかし、どれだけ信憑性がないように感じた話であったとしても、後から他の人に話を聞いて「あの人の話は本当だったんだ」と感じることもあるかもしれませんね。
もしも誰かから聞いた話が確かに真実だった、という場合は「紛れもなく真実だった」と表現できます。
「紛れもなく」を使った例文2
「名前が書いてあるから、これは紛れもなく私のものです」
周りの人と同じようなものを持っていると、どれが誰のものだか分からなくなることがありますよね。
間違って他の人のものを持って帰ってきてしまった、誰かが自分のものを誤って持って帰ってしまった、などということもあるのではないでしょうか。
特に子供の頃は持ち物に名前を書きますが、大きくなるとそのようなことをしませんから、なかなかわかりにくいですよね。
しかし、もしも名前が書いてある、自分のものには何らかの印がある、などということであれば、それは「紛れもなく」自分のものであるということが主張できます。
周りと同じようなものを持っているときには何かしら印をつけ、わからなくならないようにしたいものです。
「紛れもなく」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「疑う余地のない」【うたがうよちのない】
「疑う余地のない」【うたがうよちのない】
疑う余地のない、というのは性質や状態が明らかで、疑う余地がない、紛れもない、ということになります。
疑う余地というのは本当かどうか、実際は正しくないのではないか、などと考えられる様子、疑念を挟む余裕がある状態、などという意味になります。
つまり、疑わしさがないということで疑う余地のない、という元になるのです。
「見紛うことのない」【みまがうことのない】
見紛うことのない、というのも性質や状態が明らかで疑う余地がない、という意味になります。
見紛う、という表現には見て勘違いする、という意味があり、見紛うことのない、というのは見て勘違いすることがない、という意味になります。
「紛れもなく」、という表現は日常的にも使えますのでよく覚えておきましょう。
明白に、疑う余地なく、などということであればこの表現を使えると良いですね。