「放心状態」とは?意味や言い換え!例文と解釈
「放心状態」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「放心状態」という言葉について詳しく紹介していきます。
目次
- 「放心状態」とは?
- 「放心状態」の英語と解釈
- 「放心状態」の表現の使い方
- 「放心状態」を使った例文と意味を解釈
- 「放心状態」の類語や類義語・言い換え
「放心状態」とは?
「放心状態」というのは呆然としている、ぼーっとしている、放心している、という状態を表す表現になります。
驚きのあまり呆然となる、あきれ果てる、ということもありますし、心を奪われたり、強い感銘を覚えたりするときに「放心状態」になることもありますね。
心が震える、感動する、という場合もあるでしょう。
放心という言葉には心を奪われたりして魂が抜けたようにぼんやりするという意味があります。
赤ちゃんが生まれたら、辛い陣痛を乗り切ったお母さんは「放心状態」になるかもしれません。
または、家族の訃報を受けたときにショックで「放心状態」になるのではないでしょうか。
- 「放心状態」の読み方
「放心状態」の読み方
「放心状態」という表現は「ほうしんじょうたい」と呼びます。
難しい表現ではありませんので、きちんと読めるようにしておきたいものです。
「放心状態」の英語と解釈
「放心状態」という表現を英語にすると“absent-minded”や“be abstracted”という表現が使えます。
「息子が交通事故で死んだという知らせを受け、彼女は放心状態になった」ということであれば“On hearing that her son had died in a traffic accident she went into a state of shock.”になります。
「放心状態」の表現の使い方
様々な事情により、何も考えられないような状態になってしまうことがありますよね。
そのような場合に「放心状態」という表現が使えます。
例えば大学受験に合格したという話を聞き、何も考えられない状態になってしまう人もいるのではないでしょうか。
就職活動を続けた後に内定をもらったら、「放心状態」になるかもしれないですね。
家族の誰かが病気になった、家族の誰かが亡くなった、などという知らせを聞いたらショックで何も考えられなくなってしまうかもしれません。
そのような状態を「放心状態」といいます。
「放心状態」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「放心状態」を使った例文1
- 「放心状態」を使った例文2
「放心状態」を使った例文1
「無事に子供が生まれでも彼女はしばらく放心状態に陥った」
赤ちゃんが生まれるととても嬉しいですよね。
しかし、長い陣痛を乗り切ったお母さんにしてみれば、赤ちゃんが生まれた喜びと同時におさまったという安心感があるものです。
そのため、しばらく何も考えられないという状態になる可能性もあります。
本格的な子育てが始まる前に、しっかり休んで体力をつけなければいけません。
「放心状態」を使った例文2
「祖父が亡くなったという知らせを受け、彼はしばらく放心状態になった」
家族の不幸の知らせを聞くと、「放心状態」になってしまうこともあるのではないでしょうか。
病気などで予測できたものにせよ、突然のものにせよ、訃報はショックですよね。
葬儀に駆けつけなければならない場合など、運転には気をつけましょう。
もしも冷静に運転できない可能性が高いと判断された場合は誰かに運転してもらうという選択肢も大切です。
「放心状態」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「唖然」【あぜん】
- 「呆れ果てる」【あきれはてる】
「唖然」【あぜん】
「唖然」というのは思いがけない出来事に驚き呆れて声も出ない、あっけにとられる、という意味があります。
予想もしなかった事態に驚き呆れてものが言えない、という意味であり、比較的よく使われる表現の1つです。
「呆れ果てる」【あきれはてる】
「呆れ果てる」というのはひどく呆れる、という意味ですが、予想だにできない出来事に遭遇して一時的に何も考えられない状態になる場合にも使われる言い回しになります。
これ以外にもあっけにとられる、呆然とする、という表現が使えます。
「放心状態」という表現は日常的にも使われますので、ぜひ覚えておきましょう。
「放心状態」になったら少し落ち着いて、冷静になってから判断することが重要です。