「薪炭」とは?意味など徹底解説
この「薪炭」は、普段それほど見聞きする言葉ではありませんが、近年の田舎暮らしブームから使われる機会が増えました。
目次
- 「薪炭」とは?
- 「薪炭」を使った例文と意味を解釈
- 「薪炭材」とは?
「薪炭」とは?
薪炭とは、薪(まき)と炭(すみ)を合わせて表現した言葉です。
「薪」は、火を発生させる時に燃料となる材木で、「炭」はその薪が燃えて(炭化して)できるものです。
その炭もまた、火や熱を発生させる為の燃料として使われます。
このいい例となる使い方が、料理の炭火焼きと呼ばれる調理方法です。
- 「薪炭」の読み方
「薪炭」の読み方
「薪炭」は、「しんたん」と読んでください。
必ずしも「薪」と「炭」を合わせたものという意味ではなく、「薪や炭」(のまとめた表現)だと解釈すると分かりやすいと思います。
「来週の河原でのバーベキュー用に薪炭を用意しておこう」といった形で用いられ、このような場合には、ガスコンロなどで発生させる火ではなく、天然火が使われることが分かります。
「薪炭」を使った例文と意味を解釈
「薪炭を使った例文と、その意味の解釈です。
冒頭のように、最近では遭えてガスや灯油などを使わず、薪炭による火が使われる場面も増えています。
- 「薪炭」を使った例文1
- 「薪炭」を使った例文2
「薪炭」を使った例文1
「今後行く別荘には、薪炭を使う暖炉というものがあるらしい」
生まれた時から都会暮らしだと、この暖炉という存在自体を見たことがない人も多いでしょう。
暖炉は薪によって火を起こし、炭となった後もそれによって熱が持続できる古来からの暖房器具です。
「薪炭」を使った例文2
「薪炭によって発生した炎は、ガスとは無縁なことから重宝される場合も多い」
先に挙げた「炭火焼き」がこれに当たり、この焼き方ではガスの匂いがつかないことから、食材をよりおいしく調理できると言われています。
「薪炭材」とは?
「薪炭材」は、燃料として使う木材のことを表す言葉です。
まずは薪として使われ、それが燃えた後も炭として更に使われることになります。
建築用などの他の用途で使う木材との区別に使われる表現です。
普段は使う機会がなくても、キャンプなどでこの薪炭による調理を行ったことがある人も多いでしょう。
田舎と言われる地方では、薪炭は冬場に普通に燃料として使われています。