「もっさり」の意味とは?ゲームでの使われ方や例文・関連語まで解説!
この「もっさり」は、最近では動きの多いアクションタイプのゲームをプレイしている人によく使われていますが、本来の意味から見ていきましょう。

目次
- 「もっさり」とは?
- 「もっさり」のゲーム用語としての意味
- 「もっさり」を使った例文と意味を解釈
- 「もっさり」の関連語と解釈
「もっさり」とは?

「もっさり」とは、野暮ったく、垢抜けていない様に対して使う言葉です。
あまり流行りとは言えない格好をしてきた人に、「随分ともっさりした格好だな」のように用います。
「鈍臭い」という意味で使うこともあり、「本当にもっさりとした男だ」と用いると、何をするにしても鈍臭い男だといった意味になります。
つまり、スピード感とは無縁の存在だと考えていいでしょう。
「もっさり」のゲーム用語としての意味

ゲームで使われる「もっさり」は、それまではスムーズだった画面やキャラクターの動きが遅くなった時、それを表現する為に使います。
「突然もっさりしてきた」などと用いる言葉で、そのようなことになった時にゲームの種類を問わず使われます。
基本的にはアクションタイプのゲームで、キャラクターの動きやスクロールが遅くなったという意味で使っていますが、パズルタイプのゲームでも、画面が操作に付いてこなくなってきたような時に使うことがあります。
このようなゲームでの使われ方は、「鈍臭い」からきていると考えていいでしょう。
「もっさり」を使った例文と意味を解釈

「もっさり」を使った例文と、その意味の解釈です。
両方の意味で使っている例文を挙げていきます。
- 「もっさり」を使った例文1
- 「もっさり」を使った例文2
「もっさり」を使った例文1
「そのもっさりとした格好は、もう少し何とかならない?」
いかにも垢抜けていない格好に対して、もう少し何とかして欲しいと使っています。
人の格好にあれこれと口を出すのも難というものですが、少しはTPO(時や場所、場合)というものも考えないといけません。
「もっさり」を使った例文2
「このゲーム、戦闘シーンになるといつももっさりしてくるよ」
画面上にキャラクターが多くなったり、動きの激しくなる戦闘シーンになると動きが遅くなってくるゲームが少なくありません。
これは、ハード的な処理能力がプログラムの要求に追い付いていない為に起こる現象です。
「もっさり」の関連語と解釈

「もっさり」を使った関連語の意味の解釈です。
どちらも元の意味からきている言葉です。
- 「もっさりもさお」【もっさりもさお】
- 「もっさりブリーフ」【もっさりぶりーふ】
「もっさりもさお」【もっさりもさお】
「もっさりもさお」とは、クリエイターのじゅん氏が描くキャラクターです。
雲のお化けのような姿で、見た目からいかにも「もっさり」(野暮ったい、鈍臭そう)なのが特徴です。
このキャラクターの絵本や、各種のグッズ(ぬいぐるみなど)も販売されています。
「もっさりブリーフ」【もっさりぶりーふ】
この「もっさりブリーフ」とは、男性が着用するスタンダードな前開きの白のブリーフパンツのことです。
見た目の印象(いかにも垢抜けなく見える為)から、「もっさり」という表現が使われていると考えていいでしょう。
もっさりは、最近ではゲームで使われることが多い言葉ですが、元々野暮ったい様や鈍臭い様子の表現に使う言葉だと覚えておきましょう。