「ひたすら」とは?意味や言い換え!例文と解釈
「ひたすら」、という表現を知っているでしょうか。
誰でも1度は使った経験があるかもしれませんね。
ここでは、「ひたすら」という表現について紹介していきます。
目次
- 「ひたすら」とは?
- 「ひたすら」の英語と解釈
- 「ひたすら」の表現の使い方
- 「ひたすら」を使った例文と意味を解釈
- 「ひたすら」の類語や類義語・言い換え
「ひたすら」とは?
「ひたすら」、という表現にはただそればかりに心を向ける、という意味があります。
例えば「ひたすら」平和に尽くす、「ひたすら」謝る、という言い方がありますよね。
何か悪いことをした時、バレないように「ひたすら」それを隠そうとしたという人もいるのではないでしょうか。
「ひたすら」嘘をつき続けた、という人もいるかもしれません。
あるいはストレスが溜まってしまって「ひたすら」食べ続けたという経験を持つ人もいるかもしれないですね。
それは彼に心を向ける、つまりそればかりに集中する、という意味になります。
- 「ひたすら」の読み方
「ひたすら」の読み方
「ひたすら」、という表記は基本的にひらがなですが、「只管」と表記することもあります。
ぜひ覚えておきましょう。
「ひたすらなんて読めない」と思う人もいるかもしれませんが、これはもともと中国の漢文で使われていた表現でした。
これを日本語に訳した際に、「ひたすら」という読みになったと考えられています。
「ひたすら」の英語と解釈
「ひたすら」、という表現を英語にすると“single mindedly”や“intently”、“from the bottom of one's heart”という表現が使えます。
あるいは、“simply”や“only”でも良いでしょう。
「彼はひたすら英語の勉強に没頭した」というのであれば“He devoted himself single-mindedly to the study of English.”になります。
「ひたすら」の表現の使い方
「ひたすら」、という表現は日常的にも使える言い回しですので、ぜひ覚えておきましょう。
何かに力を注いでいる時、「ひたすら」努力をするという言い方もできますね。
例えば、受験生は「ひたすら」勉強に力を入れ、受験の準備をしているのではないでしょうか。
子供が病気になってしまえば、お母さんたちは「ひたすら」看病をしますよね。
お父さんたちは「ひたすら」仕事をしてでも家族のために頑張っているかもしれません。
このように、誰もが何かに力を注いでいるのであり、その前に「ひたすら」という表現が使えるのです。
「ひたすら」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「ひたすら」を使った例文1
- 「ひたすら」を使った例文2
「ひたすら」を使った例文1
「娘はひたすらに勉強し、東大に合格しました」
受験生ともなれば、一生懸命勉強しなければいけません。
特に目指すのが東大ともなればその努力は半端ないものになりますよね。
どれだけ大変でも一生懸命勉強を続け、やっとの思いで合格できたという人もいるのではないでしょうか。
その影には、誰もが知らないような努力があったことでしょう。
他の何事も犠牲にし、勉強に集中してやっと合格できた人も珍しくないのです。
「ひたすら」を使った例文2
「子供が胃腸風邪にかかり、彼女はひたすらに看病しました」
小さな子供が胃腸風邪などにかかってしまうととにかくかわいそうですよね。
夜も吐いてしまい、心配で寝られないお母さんも多いのではないでしょうか。
特に寝返りをするようになったばかりの赤ちゃんの場合、吐いてしまったらその嘔吐物によって窒息してしまう可能性もあります。
そのため、赤ちゃんが胃腸風邪にかかったら目が離せないのです。
そのような場合は家族が協力して看病をしてあげたいものです。
「ひたすら」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「一目散に」【いちもくさんに】
- 「まっしぐらに」
「一目散に」【いちもくさんに】
一目散に、という表現にはわき目もふらずに走る、という意味があります。
一目散に逃げ出す、などという言い方がありますね。
「まっしぐらに」
まっしぐらに男というのは他のことを気にせず1つのことに熱心に取り組む、という意味になります。
邁進する、驀進する、と言われることもあります。
「ひたすら」に、という表現は日常的に使えますので、ぜひ覚えておきましょう。
何か努力をしていることがあるならば、「ひたすら」努力を続けましょう。
きっとその努力が実を結びますよ。