「出禁」とは?意味や言い換え!例文と解釈
「出禁」、という表現を知っているでしょうか。
お店などで使われる表現の1つですね。
ここでは「出禁」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「出禁」とは?
- 「出禁」の読み方
- 「出禁」の表現の使い方
- 「出禁」を使った例文と意味を解釈
- 「出禁」の類語や類義語・言い換え
「出禁」とは?
「出禁」という表現は出入り禁止を省略した言い方になります。
施設や会社などで定められている禁止行為をした場合に受ける制裁の1つだと考えられており、例えば飲食店や公共施設に置いて迷惑行為をしたり、上層部を怒らせてしまうような何かをした人が入場や利用を禁止される場合に使われる表現です。
それ以外にも、不祥事や放送事故などを起こしたために放送局に出演させてもらえなくなった芸能人などを指す場合もあります。
どのような施設にもルールがありますので、そのルールを守らなければいけないですよね。
それができない場合、出入り禁止になるかもしれません。
そのような場合は「出禁」と呼ばれます。
「出禁」の読み方
「出禁」は「できん」と読みます。
あくまでも出入り禁止の略称ですのでこのような表現になるのです。
「出禁」の表現の使い方
これは都市伝説だと言われていますが、例えば「ディズニーランドでミッキーマウスを池に落としたことがある」「ミッキーマウスを落として出入り禁止になった」などという話を聞いたことがあるでしょうか。
これは真実ではないと考えられていますが、例えばこれはまさに出入り禁止、つまり出禁だといえます。
ディズニーランドにおけるルールを守らなかった、他人に対する迷惑行為をした、障害行為をした、という理由でディズニーランドへの出入りが禁止されたということになるのです。
また、サッカーや野球などのスポーツ観戦が好きだという人もいるのではないでしょうか。
スポーツ施設に置いて暴力を起こした、ヘイトを撒き散らした、などという場合に出入り禁止になることもあります。
お店の内部を著しく汚した、何かを大幅に破損させた、などという場合にも出入り禁止、つまり「出禁」になります。
「出禁」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「出禁」を使った例文1
- 「出禁」を使った例文2
「出禁」を使った例文1
「あそこの子供がレストランで騒ぎすぎて、出禁になったらしいよ」
ルールを守らなければいけないというのは子供も同じです。
子供であったとしても、あまりにも大きな声で騒ぎすぎて他の人に迷惑がかかった、子供があまりにも様々なものを壊してしまい、お店の経営にも支障をきたした、などという場合は出禁になってしまう可能性が高まります。
子供だから大丈夫、などという事はありませんので、子供をお店に連れて行く場合は親が責任もって行動しなければいけません。
「出禁」を使った例文2
「あまりにも酒癖が悪く、あの芸能人はホストクラブ出禁になったらしい」
特に歌舞伎町には様々な噂がありますね。
有名な芸能人がキャバクラやホストクラブに行ったなどという話もありますが、同時に酒癖が悪すぎたりして「出禁」になってしまうということもあります。
芸能人の場合はお金がありますから、コストやキャバ嬢たちに対して無理難題を突きつけ、最終的にお店から嫌がられてしまうということが珍しくないとも言われているのです。
「出禁」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介します。
- 「立入禁止」【たちいりきんし】
- 「締め出す」【しめだす】
「立入禁止」【たちいりきんし】
立ち入り禁止というのは人の立ち入りが禁止されているという意味です。
例えば、公共の場所であったとしても立入禁止区域になっていることもありますし、立入禁止というのはあくまでも「工事中だからここに入らないで」などという場所になるのです。
「締め出す」【しめだす】
締め出す、という言葉はある集団に桑原せない、または社会で活動できないようにする、という意味を持ちます。
例えば芸能人が芸能界から締め出される、報道陣から締め出される、などという言い方があります。
「出禁」は出入り禁止という意味だということを覚えておきましょう。
出入り禁止にならないよう、マナーはしっかりと守りたいものです。