「古臭い」とは?意味や言い換え!例文と解釈
「古臭い」、という表現を知っているでしょうか。
何かに対して「古臭い」という感情を抱いた経験を持つ人もいるかもしれませんね。
ここでは「古臭い」という言い回しについて紹介していきます。
目次
- 「古臭い」とは?
- 「古臭い」言い回しの具体例
- 「古臭い」の表現の使い方
- 「古臭い」を使った例文と意味を解釈
- 「古臭い」の類語や類義語・言い換え
「古臭い」とは?
「古臭い」店というのはいかにも「古い感じである、古びていて陳腐である、時代遅れである」という意味になります。
古いというのは時間的に前のものという意味ですが、「古臭い」というのはイメージなどが時代遅れであり、その時代に合っていない、ということになります。
古いというのは物や方法、考え方など、昔の、前の、という意味で使われる表現ですが、「古臭い」というのはあくまでも新しくないということの価値を音閉めた言い回しであり、それに対して古めかしいというのはいかにも時代を経ているように感じられる、という意味になります。
- 「古臭い」の読み方
「古臭い」の読み方
「古臭い」という表現は「ふるくさい」と読みます。
いかにも古い感じがするという意味であり、ひらがなで描かれることもあります。
「古臭い」言い回しの具体例
「古臭い」という表現は服装に対して使われることもあります。
流行はめぐりめぐって戻るとも言われていますが、その一方で、やはり昔のものが昔のものですよね。
いくらその洋服がまだ新しいような状態であったり、ほとんど着用したことがないものであったりしても、時代遅れのファッションなどを披露してしまうと周りから「古臭い」と思われてしまうかもしれません。
あるいは、極端に若作りしたような服装も「古臭い」と思われてしまう可能性があります。
今は令和の時代ですが、「古臭い」場合には「昭和っぽい」などと言われることもあります。
「古臭い」の表現の使い方
たとえ新しい洋服であっても、デザインなどが古い場合は「古臭い」と言われることがありますよね。
新しい洋服ならば古い洋服では無いのですが、デザインが古い、などという場合は「古臭い」と思われてしまいます。
流行遅れのファッションなどにも気をつけたほうが良いでしょう。
また、例えば若い女性がおばさんくさい格好をしたりすると「古臭い」と思われてしまう可能性があります。
全身が黒い色になっており、アクセサリーや小物がないと、老けコーデ、「古臭い」、などと思われることもありますので気をつけなければいけません。
また、ファッションには流行があり、その流行から外れているだけで「古臭い」と思われてしまうこともあります。
例えば、2009年は膝にかかる丈のスカートはすでに「古臭い」とも考えられており、膝上のスカートはもってのほか、という意見もあります。
「古臭い」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「古臭い」を使った例文1
- 「古臭い」を使った例文2
「古臭い」を使った例文1
「彼女はいつも古臭い格好をしているね」
流行遅れの服装をしていると、周りから「あの人はいつも古臭い」などと思われてしまうかもしれません。
確かに個性も大切ですが、だからといって自分はその気がないにもかかわらず、周りから「古臭い」と思われてしまったら残念ですよね。
自分の個性を尊重する事は良い事ですが、あまり古いと思われないように気をつけたいものです。
「古臭い」を使った例文2
「母はいつも古臭い考え方をしているため、気が合いません」
あまりにも保守的な考え方や伝統を重んじる考え方をしていると、周りから「古臭い」と思われてしまうかもしれません。
自分のやり方を主張しすぎる、新しいやり方を拒否する、受け入れようとしない、などという態度を貫くと、「古臭い」と思われてしまう可能性があります。
また、例えば祖父母の世代には受け入れられた考え方であったとしても、それを両親が受け継いでしまうと「古臭い」と思われてしまう可能性もあります。
「古臭い」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「時代錯誤」
- 「時代遅れ」
「時代錯誤」
時代錯誤というのはその時代にそぐわないということです。
最近では過去のものとなった文化を持ち出した場合に時代錯誤と言われることもあります。
歴史的人物や生活様式に対し、時代の異なるものを合わせてしまうと時代錯誤に陥ってしまうでしょう。
「時代遅れ」
時代遅れというのは時間の中で遅れている、という場合に使われる表現です。
例えば、「今時パソコンを使えないなんて時代遅れもいいところ」などと言われてしまうこともありますね。
「古臭い」という表現は古いとは違いますので、覚えておきましょう。
周りから「古臭い」とは思われないようにしたいものです。