「穴場」とは?意味や言い換え!例文と解釈
皆さんは「穴場」という言葉をよく耳にすることがあるかと思います。
この言葉は日常生活の中でよく使われている言葉ですし、雑誌やテレビ番組の中でも、出て来るキーヲードです。
そこで今回は、この「穴場」について、どのような意味があり、どんなシチュエーションで使われているなどを含めて説明していくことにします。
目次
- 「穴場」とは?
- 「穴場」の語源や由来
- 「穴場」の表現の使い方
- 「穴場」を使った例文と意味を解釈
- 「穴場」の類語や類義語・言い換え
「穴場」とは?
「穴場」とは、一般的に「釣りなどで気づかずについ見過ごしまいそうな良い場所」という意味があり、そこから意味が転じて「一般に知られていない良い所」、「一般にあまり知られていない場所ながらも良い場所」という意味で使われるようになっています。
広い意味では「娯楽、観光地や飲食店、釣り場」のことを指して言う場合もあります。
また、「競馬や競輪で、馬券・車券の売り場」という意味を持つこともあります。
- 「穴場」の読み方
「穴場」の読み方
「穴場」は「あなば」という読み方になりますが、難しい漢字が使われているわけではないので、間違うことのないように、しっかりとチェックしておきましょう。
「穴場」の語源や由来
「穴場」の語源は、定かではありませんが、前項でも触れたように、魚を釣る場所を「穴場」と称していたことが由来ではないかと考えられます。
魚が岩の「穴場」に隠れることから、その場所が珍しい所という意味で語源となったと思われます。
「穴場」の表現の使い方
「穴場」には、「多くの人に知られていない良い場所」という意味があるので、あまり有名にはなっていないが、「隠れた名店」と呼ぶにふさわしい所を指して言う時に使われることが多い言葉です。
「穴場」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「穴場」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「穴場」を使った例文1
- 「穴場」を使った例文2
「穴場」を使った例文1
「友人から紹介してもらったあのカフェレストランは、東京都内でも楽しい穴場で知る人ぞ知る名店だ」
最近は、インターネットの口コミで色々なお店の情報を知ることができます。
しかし、ネットでも目にすることができない本当の隠れた「穴場」的なお店は、いくつもあるものです。
友人から紹介されたカフェレストランのその1つなのでしょうが、東京都内も散策することで、本当にいいお店が見つかるはずです。
「穴場」を使った例文2
「あの温泉はともて古い時代に開設された所だが、小さい規模ながらに風情のある若い家族向けの穴場の所だ」
「穴場」というと、どうしても観光地をイメージしてしまいますが、この例文のようにメディアではあまり知られていない温泉場が、全国各地にあります。
ひなびた温泉地になるのでしょうが、日帰りでいく温泉や素泊まりで行くことのできる温泉等、人の好みで色々な楽しみ方もできますので、休日の時に「穴場」の温泉探しに出かけてみるのもいいでしょう。
「穴場」の類語や類義語・言い換え
「穴場」を他の言葉で言いかえるとするなら、どのような言葉があるかを見ていくことにしましょう。
- 「隠れたスポット」【かくれたすぽっと】
- 「人に知られていない場所」【ひとにしられていないばしょ】
「隠れたスポット」【かくれたすぽっと】
「隠れたスポット」という表現が「穴場」の類義語の1つとして挙げることができます。
「人にあまり知られていない名店と呼ばれるような良い場所やお店のこと」という意味があり、このような「隠れたスポット」は、自分だけの安らぎを求める場所であって、家族や恋人にも教えることのないスポットなのかもしれません。
「人に知られていない場所」【ひとにしられていないばしょ】
「人に知られていない場所」という言い方も「穴場」に使い意味で使える表現です。
この言葉に意味はまさに「誰にも知られていない所」という意味ですが、山奥にある静かな佇まいを見せる温泉旅館をイメージしそうです。
しかし、旅館だけでなく、昭和の香りのする喫茶店なども似合いそうなフレーズです。
「穴場」という言葉の意味や活用シーンを見てきましたが、このような「穴場」は誰でも1つや2つは知っておきたいと思っているはずです。
自分の疲れを癒してくれる「穴場」を持っておくことは、心の安らぎになっていくからです。