「群衆」とは?意味や言い換え!例文と解釈
「群衆」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「群衆」という言葉を使った例文や、「群衆」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「群衆」とは?
- 「群衆」の類語や類似表現や似た言葉
- 「群衆」を使った例文や短文など
- 「群集心理」について
「群衆」とは?
みなさんは「群衆」という言葉を知っているでしょうか。
ターミナル駅の駅前などで「群衆にもまれた」という経験があるかもしれません。
一方で、「群衆」という言葉をまるで知らない人もいるでしょう。
そこで「群衆」という言葉の意味を紹介します。
- 「群衆」の読み方
- 「群衆」の意味
「群衆」の読み方
「群衆」は「ぐんしゅう」と読みます。
特に難しい漢字は使われていないため、読み間違えることも少ないでしょう。
これを機会に「群衆」は「ぐんしゅう」と読みましょう。
「群衆」の意味
「群衆」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「群衆」には、「人々が、群がり集まること」という意味や、「人々が、群がり集まった、その集まり」という意味があります。
ターミナル駅の駅前には、たくさんの人が、群がり集まり、その中でもみくちゃにされることがあります。
このような時、「群衆」という言葉を使ってみましょう。
「群衆」の類語や類似表現や似た言葉
次に「群衆」の類語や類似表現を紹介します。
「群衆」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「群れ」【むれ】
- 「人だかり」【ひとだかり】
「群れ」【むれ】
「群れ」には、「あちこちに、騒然と寄り集まった状態」という意味があります。
「人の群れ」「獣の群れ」などという使い方をします。
また渡り鳥が寄り集まっている姿を冬になると見かけますが、「渡り鳥の群れ」と表現できます。
「人だかり」【ひとだかり】
「人だかり」には、「興味本位で人が見物に集まること」という意味があります。
例えば、選挙期間に議員が街頭演説をすると、興味本位で人が集まることがあります。
このような状態を「人だかり」と呼びます。
「群衆」を使った例文や短文など
続いて「群衆」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「群衆」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「群衆」を使った例文1
- 「群衆」を使った例文2
「群衆」を使った例文1
「ハロウィンの『群衆』を整理するため、警察が出動する」
毎年ハロウィンの時期になると、この例文のような場面を目にします。
特に渋谷の駅周辺にはたくさんの人々が、群がり集まるため、「群衆」が生まれます。
このような「群衆」が暴力行為や迷惑行為をしないため、警察が出動しコントロールする必要があります。
また「群衆」が集まると、独特の心理状態になるため、ハロウィンなどに参加する時は注意しましょう。
「群衆」を使った例文2
「『群衆』に紛れて逃げる」
スパイが主役の映画などを見ると、この例文のような場面を目にします。
追われているスパイがたくさんの人の中に紛れれば、追手が見分けがつかなくなります。
その間に、他の場所に抜け出し、ピンチを脱出できるかもしれません。
「群集心理」について
「群衆」を使った言葉として「群衆心理」があります。
「群集心理」とは、「群衆」の中にいることで生まれるような特殊な心理状態のことを言います。
衝動的になりやすく、興奮性が高まりやすくなるとされています。
また理性的な思考力が低下し、他人がしていることに影響されやすいとされます。
普段は優しい性格の若者が、「群衆」になると、法律を犯すような大暴れをすることがありますが、「群集心理」が働いたためと考えられます。
世界的に起こったり、集団的な暴力行為が行われる時、多くの場合「群集心理」と密接な関係があるとされています。
「群衆」という言葉について見てきました。
たくさんの人が、群がり集まっている場面を見た時、「群衆」という言葉を使ってみましょう。
お祭りの時期などには特に、使う機会が増えるかもしれません。