「楽しみにしております」とは?意味と例文と解釈
ビジネスで「楽しみにしております」とはどの様な意味で使う言葉なのでしょうか。
使い方や例文なども併せて紹介しますので参考にして下さい。
目次
- 「楽しみにしております」とは?
- 「楽しみにしております」と「楽しみにしています」の違い
- 「楽しみにしております」の表現の使い方
- 「楽しみにしております」を使った例文と意味を解釈
- 「楽しみにしております」の類語や類義語・言い換え
「楽しみにしております」とは?
「楽しみにしております」は、「先のことに対して期待している時に使う言葉」です。
相手とこれから先何らかの接触を持つ機会があり、その時のイベントや相手と会えることなど、起きることに対して期待している気持ちを表す言葉です。
この言葉により相手に対して好意を持っていることが伝わります。
「楽しみにしております」と「楽しみにしています」の違い
「楽しみにしています」は「です・ます」を使っているので丁寧語になり、ビジネスで使える言葉です。
「楽しみにしております」は、相手を立てる為に謙遜する意味が含まれています。
「おります」は「います」の謙譲語となり、より丁寧な表現ですので、目上の人や取引先に対して敬意を表す時に使えます。
「楽しみにしております」の表現の使い方
「楽しみにしております」の使い方を紹介します。
- 相手と会う約束を取りつけた時
- 別れ際に次回を期待する時
- イベントに誘われた時
- イベントに誘った時
相手と会う約束を取りつけた時
ビジネスで商談の為に相手を会う約束を取りつけた時に「楽しみにしております」と言うと、相手に対して好意があり、商談を前向きに進めたいと思う気持ちを伝えられます。
相手も良い気持ちで商談に臨むので、スムーズにいくことが期待できるのです。
別れ際に次回を期待する時
相手と有意義な時間を過ごして別れる際の挨拶や、後でお礼のメールを送る時に「次回お会いできる日を楽しみにしております」として使います。
この言葉で今後も相手と親密に付き合って行きたいという気持ちが伝わります。
イベントに誘われた時
人をイベントに誘れた時に、主催者に対してイベントの内容を期待する意味で使います。
主催者もやる気を出してより良いイベントになる様に頑張るでしょう。
イベントに誘った時
「楽しみにしております」はイベントに誘った側も使えます。
「皆様のご来場を楽しみにしております」などと、そのイベントに自信があり、是非来てほしいと言う気持ちを伝えます。
「楽しみにしております」を使った例文と意味を解釈
「楽しみにしております」を使った例文と解釈を紹介します。
- 「楽しみにしております」を使った例文1
- 「楽しみにしております」を使った例文2
「楽しみにしております」を使った例文1
「当日お会いできるのを楽しみにしております」
相手と会う約束をした時に、場所や時間の確認をするメールに添えて使われます。
この文章を送ることで、相手も場所や時間を再確認して間違えない様にしてくれるでしょう。
「楽しみにしております」を使った例文2
「また機会があればご一緒できるのを楽しみにしております」
今迄同じプロジェクトチームとして働いていた人が、プロジェクトが終了してチームが解散した時にメンバーに対する言葉です。
この言葉から、プロジェクトが良い結果を残してメンバーが満足できた様子を表しています。
「楽しみにしております」の類語や類義語・言い換え
「楽しみにしております」の類語を紹介します。
- 「心待ちにしております」
- 「待ち望んでおります」
「心待ちにしております」
「先のことに心の中で期待しながら待つこと」という意味です。
「楽しみにしております」の言い換えとしてプライベートからビジネスまで幅広く使えます。
「待ち望んでおります」
「先のことが実現するのを待ち焦がれること」という意味です。
レジャーとしての楽しみではなく、何らかのメリットや成果を期待しているニュアンスが強くなります。
「楽しみにしております」は「先のことに対して期待している時に使う言葉」です。
ビジネスで相手に対して好意を表す言葉ですので、使いこなせる様にしておきましょう。