「たわ言」とは?意味や言い換え!例文と解釈
「たわ言」という言葉はどの様な意味で使われるのでしょうか。
使い方や例文などを紹介しますので参考にして下さい。
目次
- 「たわ言」とは?
- 「たわ言」と「戯れ言」は同じ意味?
- 「たわ言」の表現の使い方
- 「たわ言」を使った例文と意味を解釈
- 「たわ言」の類語や類義語・言い換え
「たわ言」とは?
「たわ言」の概要について紹介します。
- 「たわ言」の漢字
- 「たわ言」の意味
「たわ言」の漢字
「たわ言」は漢字で表記すると「戯言」になります。
但し、「戯言」には読み方が4つあり、「たわごと」「ぎげん」「けげん」「ざれごと」になります。
それじれ微妙に意味が違ってくる為に、「たわ言」の意味で使う時には平仮名を混ぜて表記します。
「たわ言」の意味
「たわ言」の意味は、「ばかげた言葉」「とりとめのない話」ということです。
話している人は真面目でも、聞いている人にとって意味がなかったり、くだらなかったり、信じられない様な内容ののことを言います。
人は自分が不利な状態になった時に、思わず言い逃れをしようとして、意味が通じなかったり常識的にあり得ない様なことを言ってしまうことがあります。
周囲の人が聞いてすぐに「あり得ない」と思う様なことを言っている時に「たわ言」と言うのです。
「たわ言」と「戯れ言」は同じ意味?
「たわ言」と似た意味の言葉に「戯れ言」があります。
「たわ言」は「バカバカしい話」という意味です。
人に話した時に相手にされない様な内容の話です。
「戯れ言」は「ふざけて言う言葉」「冗談」という意味です。
誰かに対して軽いノリで笑いを誘う時の表現です。
「たわ言」と「戯れ言」の違いは「相手を不快にさせるかどうか」という点でしょう。
「たわ言」の表現の使い方
「たわ言」は、言った側ではなく言われた側が判断する言葉です。
相手の言ったことが「バカバカしい」「くだらない」と思った時に「たわ言」と使います。
言った側では自覚していないので、自分に対しては使いません。
「たわ言」はその人の言ったことに対して「くだらない」とバッサリ切る言葉で、「たわ言を抜かす」というかなり乱暴な言い方になります。
「抜かす」は「言う・喋る」を見下した言葉です。
気心の知れた人同士で「たわ言」と言うのは構いませんが、あまり親しくない人や目上の人に言うと失礼に当たりますので注意しましょう。
「たわ言」を使った例文と意味を解釈
「たわ言」を使った例文と解釈を紹介します。
- 「たわ言」を使った例文1
- 「たわ言」を使った例文2
「たわ言」を使った例文1
「そんなたわ言が通じると思っているのか」
仕事でミスをした時に人のせいにしたり、「自分でもよく分らないけどこうなりました」など、社会人として無責任な発言をして上司から怒られた時のセリフです。
理由は何であれ自分が担当であることに間違いはなく、最初に「申し訳ありません」の一言が必要だと言っているのです。
「たわ言」を使った例文2
「酔っ払いのたわ言につき合わされてしまった」
会社の人達と飲みに行き、誰かがひどく酔っ払ってしまい、からまれてしまいました。
怒り上戸ではなかったものの、酔っ払い特有の意味不明な話やくだらない話につき合わされてしまい、疲れてしまったことを表しています。
「たわ言」の類語や類義語・言い換え
「たわ言」の類語を紹介します。
- 「世迷言」【よまいごと】
- 「痴れ事」【しれごと】
「世迷言」【よまいごと】
「本人は論理的に話しているつもりでも、他の人が聞いて理解できない様な不平や不満を言うこと」という意味です。
ネガティブな気持ちで頭が一杯になってしまい、常識的な判断ができなくなっている時の表現です。
「痴れ事」【しれごと】
「非常に愚かなこと」「バカバカしいこと」という意味です。
「たわ言」の言い換えとして使えます。
「たわ言」は「ばかげた言葉」「とりとめのない話」という意味です。
真面目に言うと気分を害されてしまうので、お酒に酔った時など盛り上がった雰囲気の時に使う様にしましょう。