「いずれ」の「いづれ」どちらが正解??意味など簡単に説明!
「いずれ」という言葉の意味を紹介します。
また「いずれ」と「いづれ」の違いなどについて、紹介して行きます。
目次
- 「いずれ」とは?
- 「いずれ」の「いづれ」どちらが正解?
- 「歴史的仮名遣い」とは?
「いずれ」とは?
「いずれ」という言葉の意味を紹介します。
「いずれ」には、「結局」という意味があります。
「今は嘘でごまかせても、いずれわかる」という時は、嘘でごまかしても、結局ばれてしまうという意味があります。
また「いずれ」には、「あまり遠くない将来」という意味もあります。
「いずれ会いましょう」という場合、「あまり近くない将来、会いましょう」という意味があります。
「いずれ」の「いづれ」どちらが正解?
「いずれ」と「いづれ」という表記が、ネット上などで見られますが、どちらが正解でしょうか。
正解は「いずれ」になります。
なぜなら「いずれ」は「現代仮名遣い」と呼ばれる表記で、公用文書や雑誌、新聞などでは「現代仮名遣い」を使うことが定められているためです。
このように、「いずれ」という表記が正解のため、「いづれ」と使うのを迷った時は「いずれ」を選ぶようにしましょう。
「歴史的仮名遣い」とは?
「いづれ」という表記は「歴史的仮名遣い」と呼ばれます。
「歴史的仮名遣い」は平安中期以前の「万葉仮名」から由来しています。
古文の授業などで扱われる平安時代の書物などには「いづれ」という表記が使われていて、明治や昭和の一部の時代まで使われていました。
そのため「いづれ」は間違いというわけではなく、「古い表記」と言えます。
一般的な書類などにかく時は、現代仮名遣いである「いずれ」を書き、和歌などを書く時は、歴史的仮名遣いの「いづれ」を使ってみるのも良さそうです。
「いずれ」という言葉についてみてきました。
近い将来について話す時、また結局という言葉を他の言葉に換えたい時などに、「いずれ」という言葉を使いましょう。
また「いずれ」と「いづれ」を迷ったら、「いずれ」を使いましょう。