「田夫(デンプ)」とは?由来やおぼろとの違いなど簡単に説明!
「田夫(デンプ)」は、あまり聞き慣れない言葉ですが、悪い意味も含めて広く使うことができます。
目次
- 「田夫」とは?
- 「田夫」の名前の由来
- 「田夫」の表現の使い方と注意点
「田夫」とは?
田夫とは、元は農家の人を指す為の言葉です。
もちろん今でもその意味でも使っていますが、そこから派生した意味で用いられることも多くなっています。
あまりいい意味ではありませんが、その農家の人からイメージして、「田舎者」という意味で使ったり、「おしゃれではない(ダサい)人」といった解釈、更には「乱暴者」として使うこともある言葉です。
「田夫」の名前の由来
この「田夫」という言葉は、田んぼ農家で働く農夫が語源です。
そこから、田んぼ(米)だけに限らず、農家の人という意味になった言葉ですが、どうしてもそのような人たちの(都会から見た)イメージとして、「田舎者」という意味でも使われるようになってしまった次第です。
その為、人を馬鹿にする時にも用いられる言葉で、農家ではない人にこの「田夫」と使った場合、その「田舎者」と言っていると考えていいでしょう。
また、先のように「おしゃれではない」、「乱暴者」といった使い方もされる為、いい意味では使われないことが多い言葉です。
「田夫」の表現の使い方と注意点
田夫は、今ではそれほど使われることはありませんが、この言葉が普通に使われている地方(田舎)では、職業を聞かれた際やその記入欄にそのように書かれることがあります。
この言葉だけで「農業従事者」という意味になるので、その点では便利な言葉と言えますが、そうだとしても、この表現は好まない(田舎者、ダサいといった意味がある為)人も多いので、自らがそうだと使わない限り、他人からは(農業従事者に対して)使わない方がいいでしょう。
また、「夫」とあるように、男性に対して使う言葉です。
農業従事者の妻(農業に携わっていても)にはあまり使うことはなく、田舎者やダサいだと思う女性に対してもまず用いることはありません。
田夫は、農家の人という意味以外では、いい意味では使わない言葉です。
その様子などを揶揄する為に使うことになるので気を付けてください。