「霊験あらたか」の意味とは!言葉の意味を徹底解説
「霊験あらたか」という言葉はどの様な意味があるのでしょうか。
具体例や例文なども併せて詳しく解釈します。
目次
- 「霊験あらたか」とは?
- 「霊験あらたか」の具体例
- 「霊験あらたか」を分解して解釈
- 「霊験あらたか」の類語
「霊験あらたか」とは?
「霊験あらたか」の概要について紹介します。
- 「霊験あらたか」の読み方
- 「霊験あらたか」の意味
「霊験あらたか」の読み方
「霊験あらたか」は「れいげんあらたか」と読みます。
漢字で表記すると「霊験灼か」ですが、読みにくいので「あらたか」と平仮名表記にすることが多くなります。
「霊験あらたか」の意味
「霊験あらたか」の意味は「神や仏からのご利益が著しく現れること」という意味です。
人は「困った時の神頼み」と言い、神社や仏閣などにお参りすることがありますが、それはあくまで精神的に拠り所とする為という人が多くなります。
ところが中にはお願いや祈祷をしたところ、そのご利益がてきめんに表れて思い通りの結果になることもあります。
その様な時に「霊験あらたか」という言葉を使うのです。
「霊験あらたか」は実際にご利益があった時だけではなく、ご利益があると評判のものに期待して使われることもあります。
「霊験あらたか」の具体例
「霊験あらたか」の具体例を紹介します。
- 合格祈願
- 商売繁盛
合格祈願
「霊験あらたか」が最もよく使われるのが合格祈願です。
毎年神社仏閣には、大勢の受験生や家族が合格祈願の参拝をします。
お守りを購入して受験当日に持って行き、そのご利益で難関の学校に入学できたというケースが多くあります。
商売繁盛
商売がうまくいかない、新しい商売を始めるという時に、神社仏閣に参拝する人も多くいます。
その結果、奇跡的に経営が持ち直したり、起業をして成功したりとご利益としか思えない成功をする人も多いのです。
一度成功した人はお礼参りに来たり、毎年お参りする様になります。
「霊験あらたか」を分解して解釈
「霊験あらたか」をより理解する為に分解して解釈します。
- 「霊験」
- 「あらたか」
「霊験」
「神や仏がもたらす信じられない様な体験」という意味です。
本来ならば無理と言われた状況が好転したり、思わぬ利益を得ることなどがあります。
「あらたか」
「灼か」と書き、「灼熱(しゃくねつ)」などに使われます。
意味は「はっきり表れる」「明らかになる」です。
「霊験あらたか」の類語
「霊験あらたか」の類語を紹介します。
- 「神通力」
- 「霊験いやちこ」
- 「パワースポット」
「神通力」
「じんつうりき」と読みます。
神や仏など、人智を超えた能力により奇跡が起きることを言います。
神から特別に役割を与えられた人間が不思議な能力を発揮する時にも使われます。
「霊験いやちこ」
「霊験灼然」と書きます。
「神や仏によるご利益が明らかに与えられること」で、「霊験あらたか」の言い換えです。
「パワースポット」
若い人の間で流行っている言葉で「目に見えないプラスのパワーを感じられる場所」という意味です。
その場所を訪れるだけで力が湧く場所として神社仏閣や自然の景観の美しい場所などが挙げられています。
「霊験あらたか」は「神や仏からのご利益が著しく現れること」という意味です。
普通では考えられない様な体験をした時に使ってみましょう。