「胸がはち切れそう」とは?意味や言い換え!例文と解釈
「胸がはち切れそう」、という表現を知っているでしょうか。
小説などでは聞いたことがある人もいるかもしれませんが、意味はわからないという人もいるかもしれませんね。
ここでは「胸がはち切れそう」という表現について紹介していきます。
目次
- 「胸がはち切れそう」とは?
- 「胸がはち切れそう」の表現の使い方
- 「胸がはち切れそう」の具体例
- 「胸がはち切れそう」を使った例文と意味を解釈
- 「胸がはち切れそう」の類語や類義語・言い換え
「胸がはち切れそう」とは?
「胸がはち切れそう」、というのは胸が内側から張り裂けるのではないかと思う、という意味になります。
はち切れるかと思われるほど中身がいっぱい詰まっているなどということに使われる表現です。
例えば、喜びで「胸がはち切れそう」になったなどという表現がありますが、久しぶりに我が子に会って「胸がはち切れそう」になった、などという経験を持つ人もいるのではないでしょうか。
じっと座っているのも苦しい位にドキドキする、などという時にも使われます。
大好きなアイドルのライブなどに行き、そのアイドルを直接見たときには「胸がはち切れそう」だと考える人もいるかもしれませんね。
「胸がはち切れそう」の表現の使い方
「胸がはち切れそう」、という表現はあらゆる場面で使われます。
とても嬉しいときなどにも使われますので、誰かに久しぶりに会えて「胸がはち切れそう」になった、夢が叶って「胸がはち切れそう」になった、と表現できます。
就職したいと思っていた第一志望の会社に入社できたら胸がはち切れるほど嬉しいですよね。
好きな人からプロポーズをされた人、告白されたりした時、「胸がはち切れそう」だと感じる人もいるかもしれません。
「胸がはち切れそう」の具体例
例えば、高校生の娘や息子が1年間海外留学に行っており、久しぶりに帰ってきたとしましょう。
1年間会えなかった子供が元気に戻ってきたらとても嬉しいですよね。
1年間の海外留学を終えたということで、精神的にも大きく成長しているのではないでしょうか。
その成長も合わせて喜びたいものです。
そのような時に「胸がはち切れそう」という表現が使われます。
「胸がはち切れそう」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「胸がはち切れそう」を使った例文1
- 「胸がはち切れそう」を使った例文2
「胸がはち切れそう」を使った例文1
「息子が初めて母の日にプレゼントをくれた時、嬉しくて胸がはち切れそうになりました」
幼い子供が成長し母の日などを理解するようになり、ありがとうという言葉を発したときや初めてプレゼントを作ってくれた時などはとても感激しますよね。
泣きそうになる、「胸がはち切れそう」になるほど嬉しかった、他のという人もいるのではないでしょうか。
「胸がはち切れそう」を使った例文2
「息子が立派に卒業した姿を見て、胸がはち切れそうになりました」
子供が大学を卒業した時、卒業ガウンを身に包んだ姿を見たときには感動するものですよね。
今まで頑張ってよかった、本当によくがんばった、と思うのではないでしょうか。
また、子供がこれで就職するとなれば、子育てに一段落ついたということで感動する保護者もいるかもしれませんね。
「胸がはち切れそう」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介します。
- 「胸が張り裂ける」【むねがはりさける】
- 「断腸の思い」だんちょうのおもい
「胸が張り裂ける」【むねがはりさける】
胸が張り裂ける、というのは悲しみや苦しみなどで心がいっぱいになるという意味です。
つらい気持ちや苦しい心持ち、救われない思い、という意味で使われる表現ですので、ぜひ覚えておきましょう。
「断腸の思い」だんちょうのおもい
断腸の思いというのは腸がちぎれるほどに辛く、苦しい思いをする、という意味になります。
断腸というのは腸がちぎれるという意味です。
「胸がはち切れそう」という表現は日常的にも使える言い回しですので、ぜひ覚えておきたいものです。
特に感動した時など、この表現を使いたいですね。