「能天気」の意味や類語、例文や英語を紹介
「能天気」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「能天気」という言葉を使った例文や、「能天気」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「能天気」とは?
- 「能天気」の類語や類似表現や似た言葉
- 「能天気」を使った例文や短文など
- 「能天気」の英語
「能天気」とは?
「能天気」という言葉を知っているでしょうか。
会社や学校で「能天気だね」などと言われるタイプの人もいるでしょう。
一方で、「能天気」という言葉を、まるで知らないという人もいるかもしれません。
そこで「能天気」という言葉の意味を紹介します。
- 「能天気」の読み方
- 「能天気」の意味
「能天気」の読み方
「能天気」は「のうてんき」と読みます。
特に難しい漢字は使われていないため、読み間違えることも少ないでしょう。
これを機会に、「能天気」は「のうてんき」と読みましょう。
「能天気」の意味
「能天気」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「能天気」は「のんき」「何も悩みがない様子」「安直なこと」などの意味があります。
「脳みその中が晴れている」という意味があり、「快晴の空のように、悩み一つない様子」を表現しています。
「能天気だね」と誰かに言われた経験がある人は、「のんきな人だね」「悩みが何もなさそうで良かったね」などと言われていると考えられます。
「安直な考えのため、悩みがない」と皮肉がこもっているケースもあります。
「能天気」の類語や類似表現や似た言葉
次に「能天気」の類語や類似表現を紹介します。
「能天気」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「のんき」【のんき】
- 「気楽」【きらく】
「のんき」【のんき】
「のんき」と呼ばれた経験がある人もいるでしょう。
「のんき」には、「性格がのんびりしている様子」という意味があります。
また「心配事や苦労がない様子」という意味もあります。
仕事を終えて、隠居生活をしている人は、心配事や苦労がないため、「のんきなものだ」などと自分を自虐的に説明することもあります。
「気楽」【きらく】
「気楽」には、「心配や苦労がない様子」「のんきな様子」という意味があります。
「気楽に話せる相手」は「心配したり苦労せずに話ができる相手」という意味になります。
「能天気」を使った例文や短文など
「能天気」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「能天気」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「能天気」を使った例文1
- 「能天気」を使った例文2
「能天気」を使った例文1
「A君は成績が悪くてもいつも明るい、『能天気』な人だ」
この例文に登場するA君のように、普通なら暗くなりそうな場面でも、明るく振る舞える人がいるでしょう。
特に心の底から悪い成績を気にしておらず、楽しそうに見える人は「能天気」と呼ばれるかもしれません。
「能天気」を使った例文2
「『能天気』と呼ばれるが、悩みぐらいある」
いつも「能天気」と言われる人中には、この例文のように思ったことがある人も多いでしょう。
見た目がのんびりしていて、いつも明るい性格の人は、悩んでいてもその悩みが周囲から見えない傾向があります。
そのため悩みの真っ最中の時期に、「能天気」と呼ばれて腹が立つことがあります。
しかし、明るくのんびり見えることは長所のため、「能天気」と呼ばれても気にせず、いつもの自分のままでいましょう。
「能天気」の英語
「能天気」を英語にすると、どのような言葉になるでしょうか。
「能天気」は英語で、“laid-back”(レイバック)になります。
“laid-back”には「のんびり」「くつろいだ」「能天気」という意味があります。
また“carefree”(ケアフリー)にも、「のんきな」「能天気」という意味があります。
「能天気」を英語にする時は、このような英語を使ってみましょう。
「能天気」という言葉について見てきました。
悩み事が一切なく、のんきに見える人を見たら、「能天気」という言葉を使ってみましょう。