「捉え方次第」とは?意味や言い換え!例文と解釈
「捉え方次第」、という表現を聞いたことがあるでしょうか。
トラブル等は「捉え方次第」ですよね。
ここでは、「捉え方次第」という表現について紹介していきます。
目次
- 「捉え方次第」とは?
- 「捉え方次第」の英語と解釈
- 「捉え方次第」の表現の使い方
- 「捉え方次第」を使った例文と意味を解釈
- 「捉え方次第」の類語や類義語・言い換え
「捉え方次第」とは?
「捉え方次第」というのは、その解釈による、という意味になります。
捉え方という表現は認知言語学の言葉であり、概念を指すわけではありません。
能動的な心的能力を捉え方と呼び、解釈と言われることもあります。
次第という言葉は接尾語として使われ、そのことによって決まる、という意味があります。
つまり、物事は捉え方によって決まる、解釈によって決まる、という意味になるのです。
トラブルが起こった場合、それをトラブルと捉えるか、それを自分が成長するための糧と捉えるかによってもイメージが変わりますよね。
これが「捉え方次第」、ということになります。
- 「捉え方次第」の読み方
「捉え方次第」の読み方
「捉え方次第」というのは「とらえかたしだい」と読みます。
捉えるという表現はよく使われる言い回しですので、ぜひ覚えておきましょう。
「捉え方次第」の英語と解釈
「捉え方次第」、という表現を英語にすると“depend on how you think”になります。
“depend on”は?次第という意味であり、非常に便利な言い回しですからぜひ覚えておきましょう。
「それはあなたの捉え次第はないでしょうか」であれば“I think it depends on how you think.”になります。
「捉え方次第」の表現の使い方
「捉え方次第」、という表現は自分で自分に対して使えますし、他人に対して使うことも可能です。
何か大変なことがあり、周りから同情された場合に「捉え方次第ですよ、これを乗り越えたら自分も成長できるかもしれません」と言えば、それは前向きな考え方であると言えますね。
あるいは、苦労している友人に対し、「捉え方次第だよ、きっと幸せが待ってるから」などと励ますこともあるのではないでしょうか。
恋人に振られたとしても、「これで結婚が遠のいた」と考えれば悲しいですが、「もっといい人を見つけるんだ」「自分はあんな人とは釣り合わない」などと前向きに考えられれば、これからの出会いも魅力的になるかもしれません。
「捉え方次第」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介します。
- 「捉え方次第」を使った例文1
- 「捉え方次第」を使った例文2
「捉え方次第」を使った例文1
「捉え方次第ですが、結婚はゴールでもあり、同時にスタートでもあります」
結婚はゴールだと考えている人もいますよね。
長い恋愛を経て結婚するわけですから、確かにゴールになるかもしれません。
しかし、結婚したら今度は2人の生活が待っているわけですから、新たな始まりともいえます。
ゴールと捉えるかスタートと捉えるか、それは人それぞれだと言えるでしょう。
「捉え方次第」を使った例文2
「子供がいる生活は大変ですが、捉え方次第でいくらでも楽しくなります」
保育園や幼稚園に行く前の子供たちは本当に大変ですよね。
手がかかりますし、お母さんはとても忙しいのではないでしょうか。
しかし、子供がこんなに小さいうちは今しかなく、子供はすぐに大きくなってしまうものです。
今しかないのだと捉えれば、その大変な時間がとても魅力的に感じるのではないでしょうか。
体を休めることも大切ですが、子供と過ごす時間も大切にしたいものです。
「捉え方次第」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介します。
- 「考え方次第」【かんがえかたしだい】
- 「解釈次第」【かいしゃくしだい】
「考え方次第」【かんがえかたしだい】
考え方次第、というのはどのように考えるか、ということになります。
物事は考え方次第でいくらでも良い方向に変えられますよね。
車がダメになって新しい車を購入しなければならない時、出費だと捉えると辛いですが、これは自己投資で必要なんだ、誰も事故に合わなくてよかった、などと思えればそれは良いことなのではないでしょうか。
「解釈次第」【かいしゃくしだい】
解釈次第というのも解釈による、という意味になります。
物事をどのように解釈するかによって見方が大きく変わりますよね。
物事は前向きに解釈していきたいものです。
どのようなトラブルであったとしても、見方を変えればいくらでも良い方向に進んでいくでしょう。
「捉え方次第」でストレスにもなりますが、冒険にもなります。
辛いときには少し休憩し、前向きな気持ちを取り戻していきたいですね。