「身の置き所がない」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「身の置き所がない」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「身の置き所がない」という言葉を使った例文や、「身の置き所がない」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「身の置き所がない」とは?
- 「身の置き所がない」の類語や類似表現や似た言葉
- 「身の置き所がない」を使った例文や短文など
「身の置き所がない」とは?
「身の置き所がない」という言葉を知っているでしょうか。
初めて出掛けた場所などで、「身の置き所がない」と感じた経験があるかもしれません。
一方で、「身の置き所がない」という言葉をまるで知らないという人もいるかもしれません。
そこで「身の置き所がない」という言葉の意味を紹介します。
- 「身の置き所がない」の読み方
- 「身の置き所がない」の意味
「身の置き所がない」の読み方
「身の置き所がない」は「みのおきどころがない」と読みます。
「身」は「み」、「置き所」は「おきどころ」と読みます。
これを機会に「身の置き所がない」は「みのおきどころがない」と読みましょう。
「身の置き所がない」の意味
「身の置き所がない」には、どのような意味があるでしょうか。
「身の置き所がない」には、 「安心してその場にいられない」「なんともいえない不安で安心できない」という意味があります。
窮地に立たされるなどして、その場から逃げだしたい、または恥ずかしさが強く、その場にいられないと感じる時、「身の置き所がない」という言葉を使います。
初めて出掛けた場所は、知り合いもおらず、いたたまれない思いになりやすいため、「身の置き所がない」と感じやすいでしょう。
このように「身の置き所がない」には、「その場にいられない」「いたたまれない」という意味があります。
「身の置き所がない」の類語や類似表現や似た言葉
次に「身の置き所がない」の類語や類似表現を紹介します。
「身の置き所がない」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「居心地が悪い」【いごこちがわるい】
- 「肩身が狭い」【かたみがせまい】
「居心地が悪い」【いごこちがわるい】
「居心地が悪い」には、「その場にいたくないと思う雰囲気」「その場にとどまってもいいと思わない雰囲気」という意味があります。
例えば「居心地が悪い店」は、いつまでもそのお店にいてもいいと思えないという意味があります。
「肩身が狭い」【かたみがせまい】
面目が
「肩身が狭い」には、「世間や他の人に対しては後ろめたい思いや面目が立たず、引け目を感じ立場がないこと」という意味があります。
例えば、「無職のため肩身が狭い」「いつまでも独身のため、肩身が狭い」などという使い方をします。
「身の置き所がない」を使った例文や短文など
続いて「身の置き所がない」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「身の置き所がない」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「身の置き所がない」を使った例文1
- 「身の置き所がない」を使った例文2
「身の置き所がない」を使った例文1
「部屋が狭くて『身の置き所がない』」
この例文は、部屋が狭く、片づいていないため、その場にいられないという意味があります。
あまりにも狭い部屋や汚い部屋は、じっとしているとイライラするため、いたたまれなくなります。
部屋を片付けて、スッキリした雰囲気になると居心地がよくなります。
「身の置き所がない」を使った例文2
「飲み会で女性ばかりに囲まれて、『身の置き所がない』」
この例文のように、何かの偶然で、男性が女性に囲まれた席に座ることがあります。
女性慣れしていない男性は、このような席では落ち着かず、いたたまれなく感じるでしょう。
早く帰りたい、席を変えて欲しいと感じるかもしれません。
このように、自分が慣れていないシチュエーションに追い込まれると、「身の置き所がない」と感じることが多くなりそうです。
「身の置き所がない」という言葉について見てきました。
どこかにいる時に、「いたたまれない」「いるのが辛い」と感じた時、「身の置き所がない」という言葉を使ってみましょう。