「割に合わない」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「割に合わない」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「割に合わない」という言葉を使った例文や、「割に合わない」の類語を紹介して行きます。

目次
- 「割に合わない」とは?
- 「割に合わない」の類語や類似表現や似た言葉
- 「割に合わない」を使った例文や短文など
「割に合わない」とは?

みなさんは「割に合わない」という言葉を知っているでしょうか。
仕事をしている時に、同僚との仕事量を比べて「割に合わない」と感じた経験があるかもしれません。
一方で、「割に合わない」という言葉をまるで知らないという人もいるでしょう。
そこで「割に合わない」という言葉の意味を紹介します。
- 「割に合わない」の読み方
- 「割に合わない」の意味
「割に合わない」の読み方
「割に合わない」は「わりにあわない」と読みます。
特に難しい漢字は使われていないため、読み間違えることも少ないでしょう。
これを機会に「割に合わない」は「わりにあわない」と読みましょう。
「割に合わない」の意味
「割に合わない」という言葉の意味を紹介します。
「割に合わない」には、「労力の割に成果が乏しい」という意味があります。
また「苦労の割に、結果が伴わない」という意味もあります。
会社の同僚と仕事量を比べて「割に合わない」と感じるのは、自分がしている仕事量が多いのに対し、周囲からの評価が低いからかもしれません。
もっと効率的に仕事をして、大きな成果を出し、周囲からの高い評価を得たいと感じているのでしょう。
このように「割に合わない」には、「労力の割に成果が乏しい」「苦労の割に、結果が伴わない」という意味があります。
「割に合わない」の類語や類似表現や似た言葉

次に「割に合わない」の類語や類似表現を紹介します。
「割に合わない」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「コスパが悪い」【こすぱがわるい】
- 「効率が悪い」【こうりつがわるい】
「コスパが悪い」【こすぱがわるい】
「コスパが悪い」の「コスパ」は「コストパフォーマンス」の略で、「費用対効果」という意味があります。
そのため「コスパが悪い」には、「使ったお金の割に、帰ってくるリターンが低い」という意味があり、例えば高級レストランに行ったのに、美味しくない、高いワインを買ったのに、恋人に喜ばれない時などに使います。
「効率が悪い」【こうりつがわるい】
「効率が悪い」には、「やり方に無駄が多い様子」という意味があり、「効率が悪い仕事」には、「やり方に無駄が多く、進捗が悪い仕事」などの意味があります。
「割に合わない」を使った例文や短文など

続いて「割に合わない」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「割に合わない」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「割に合わない」を使った例文1
- 「割に合わない」を使った例文2
「割に合わない」を使った例文1
「残業が多い割に給料が安く、『割に合わない』ため転職を決めた」
この例文のように、時間外労働が多く、しかもサービス残業のため給料が安く、苦労の割に報われないと感じている人がいるかもしれません。
このような職場で無理をするよりも、「割に合わない」と判断して、転職を考えた方がいいかもしれません。
「割に合わない」を使った例文2
「『割に合わない』役目を進んで引き受ける」
この例文に登場する人のように、すると損になるような役目を、自分から進んで引き受ける人がいます。
学生時代の何かしらの係や、会社の当番など、面倒だと感じるようなこと、「割に合わない」と感じることを引き受ける人は、大変かもしれませんが、周囲の人の信頼を得られるかもしれません。
広い目で見た時は、「割に合わない」こともなく、自分の得になっているという可能性もあるでしょう。
「割に合わない」という言葉について見てきました。
仕事をしていて、労力の割に成果が乏しいと感じたり、苦労の割に報われないと思った時は、「割に合わない」という言葉を使ってみましょう。