「好都合」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
好都合という表現は誰もが使った経験を持つのではないでしょうか。
物事が好都合に運ぶこともありますよね。
ここでは好都合という表現について詳しく紹介していきます。
目次
- 「好都合」とは?
- 「好都合」の英語と解釈
- 「好都合」の表現の使い方と注意点
- 「好都合」を使った例文と意味を解釈
- 「好都合」の類語や類義語・言い換え
「好都合」とは?
好都合という言葉には条件等にかなっていて都合が良い、という意味があります。
例えば何かが簡単にこなせた場合など、好都合に運ぶ、と表現することも可能です。
例えば子供が2人いるとして、1人が水曜日は塾に通っているとしましょう。
もう1人の子供も塾に通いたいとなった場合、やはり2人とも同じ塾に行けたら好都合ですよね。
あるいはもしも他に用事がある場合、子供を塾に送ったその足で出かけられるのであればまさに好都合だといえます。
何かを任される場合など、ちょうど予定がない日や暇だと感じていた日にできる何かであれば、それは好都合だと言えるでしょう。
- 「好都合」の読み方
「好都合」の読み方
好都合という表現は「こうつごう」と読みます。
知っていなければ読めない表現でもありますので、ぜひ読めるようにしておきましょう。
「好都合」の英語と解釈
好都合という表現を英語にすると“convenient”が適切です。
あるいは“favorable”と表現することも可能ですので覚えておきましょう。
これ以外にも、例えば「それは大変好都合です」というのであれば“That is very fortunate.”と表現できます。
これはコナン・ドイルが書いた『ボヘミアの醜聞』で使われている表現の1つです。
「好都合」の表現の使い方と注意点
好都合という表現は何かをするにあたって具合が良いという意味になります。
利益を増やすのに役立つということもありますし、快適さ、あるいは目的などに適しているという意味を持つこともあります。
例えば、牛乳がないから買い物に行かなければいけないと感じていたとしましょう。
そんな日に牛乳が安くなっているというチラシを受け取ったら、これは好都合だということになります。
好都合という表現はあくまでもその都合を持つ側が決めるものですので、「好都合ですか?」等のようには使えません。
「ご都合はどうですか」という表現もありますが、これはカジュアルな表現になりますので目上の人には使わない方が良いでしょう。
「好都合」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介します。
- 「好都合」を使った例文1
- 「好都合」を使った例文2
「好都合」を使った例文1
「ちょうど卵が安くなっているらしく、好都合だよね」
先ほど牛乳を使った例を出しましたが、それは他の食品も同様です。
例えば卵を買わなければいけないと思っているときに卵が安くなっているなどということであれば、それはまさに好都合だといえますよね。
牛乳を買いに行き、そのお店でちょうどなくなっていた卵が安くなっていた、という場合にも好都合だといえます。
ちょうど欲しかったものを安く購入できる、買い物に行ったついでに他のものを購入できる、などとなれば効率的ですし、まさに好都合だといえます。
「好都合」を使った例文2
「これ1台で離乳食が作れてしまうなんて、好都合ですよね」
赤ちゃんが6ヶ月ほどになると、離乳食を考えなければいけないですよね。
確かにすり鉢などを使って離乳食を作ることも可能ですが、忙しいママ達はさらに発達した離乳食メーカーを使っていることもあります。
野菜を切って入れておけばそれだけで野菜を蒸してくれる、さらにミキサーの機能がついているから砕くことも可能、赤ちゃんの月齢に合わせて設定しておけば簡単に調理ができる、というものもあります。
それ1台で離乳食が完成してしまいますので、まさに好都合だと言えるでしょう。
「好都合」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介します。
- 「便宜」
- 「願ったり叶ったり」
「便宜」
便宜という表現には都合が良いこと、良い機会、という意味があります。
ある目的や必要なものにとって好都合である、という時に便宜という表現が使えます。
「願ったり叶ったり」
願ったり叶ったりというのは希望と一致する、願い通りになる、という意味になります。
例えば願ったり叶ったりの後条件等と使用することも可能です。
好都合という表現は日常的にも使えますので、ぜひ覚えて利用したい表現の1つです。
好都合になるととても便利ですよね。