「一目散」とは?意味や使い方!例文や解釈
「一目散」という言葉はどの様な時に使えば良いのでしょうか。
意味や例文なども併せて紹介しますので、是非参考にして下さい。

目次
- 「一目散」とは?
- 「一目散」の表現の使い方
- 「一目散」を使った言葉と意味を解釈
- 「一目散」を使った例文と意味を解釈
- 「一目散」の類語や類義語など言い換え
「一目散」とは?

「一目散」の概要について紹介します。
- 「一目散」の読み方
- 「わき目もふらず一生懸命に走る様子」の意味
- 「他のものが目に入らない位集中して行動する様子」の意味
- 「一目散」の語源や由来
「一目散」の読み方
「一目散」は「いちもくさん」と読みます。
「散」を「三」「参」など書き間違わない様にしましょう。
「わき目もふらず一生懸命に走る様子」の意味
何か目的のものがある、或いは何かに追いかけられているなどの理由で、わき目もふらず必死になって駆け抜ける様子を表します。
ただ走るのではなく、大きな理由があって走らざるを得ない時に「一目散」と言います。
「他のものが目に入らない位集中して行動する様子」の意味
実際に走っていなくても、目の前にそれしか目標のものがない位集中してそこを目指すことを言う場合があります。
会社が終った後で他のものに目もくれずにまっすぐデートの待ち合わせ場所に向かったなど、気がはやった状態で目的の場所に直行することを表します。
「一目散」の語源や由来
「一目散」の語源は以下の2つがあります。
1つ目は、「一目+逸散」の組み合わせ説です。
「一目」は「ちらっとだけ見る」「全体を見渡す」という意味があります。
「逸散」は「いっさん」と読み、「一散」とも書き、意味は「わき目もふらず」ということです。
「ちらっとも見ない」という意味で、「一目+逸散(一散)」が組み合わさって「一目散」になったと言われています。
2つ目は、美濃の国[現在の岐阜県周辺)で進行されていた「一目連(いちもくれん)」という神様に由来しているという説です。
「一目連」は光り輝きながら国中を移動して、時に暴風雨を起こす力を持っているとも言われています。
走るスピードが非常に速い為に、突風やつむじ風を伴い、建物を破壊することもあります。
この神様が通ることという意味で「一目散」として使われる様になりました。
「一目散」の表現の使い方

「一目散」の表現の使い方を紹介します。
- 「一目散に」として使われる
- その場所意外に目的がある時に使われる
- 自他共に使える
「一目散に」として使われる
「一目散」は基本的に「一目散に」と副詞として使われます。
その後に動詞を続けることで「急いでいる」という意味を強調します。
その場所意外に目的がある時に使われる
「一目散」は、今いる場所意外に目的の場所がある時に使われます。
今の場所から一刻も早く離れたいと思った時に使われる表現です。
陸上競技などで「一目散にゴールを目指す」という使い方はしません。
自他共に使える
「一目散」は、人が何かに向かって一生懸命走ったり行動している時だけではなく、自分がその様な状態にある時も使えます。
急いで移動していると自覚している時に自分に対して「私は一目散に移動した」と使えるのです。
「一目散」を使った言葉と意味を解釈

「一目散」を使った言葉と意味を解釈します。
- 「一目散に食べる」【いちもくさんにたべる】
- 「一目散に帰る」【いちもくさんにかえる】
- 「一目散に駆け出す」【いちもくさんにかけだす】
「一目散に食べる」【いちもくさんにたべる】
こちらは「一目散に寄ってきて食べる」が省略された表現です。
本来「一目散」は移動する時の表現ですので、「ものを食べる」という動詞には使われないからです。
極限状態まで空腹を感じているか、時間がなくて一刻も早く食べ終わらないと残さなければならないなどの理由があり、食事の支度ができた途端飛んできて食べ始める時に使われます。
「一目散に帰る」【いちもくさんにかえる】
学生で終業式が終って長期休暇に入った時や、社会人で仕事帰りにデートが入っている場合など、とにかく次に目的のものごとがある場合に、用事が終ったらすぐにその場を離れる時に使われます。
イメージとしては、大勢の人達がそれぞれの目的があり、解散したあと黙々とそれぞれの帰路に着く感じです。
その場に残ってお喋りを楽しむ人はなく、今迄人がいた場所がもぬけの殻になることを表しています。
「一目散に駆け出す」【いちもくさんにかけだす】
その場に何か不安や危険を感じた時や、遥か彼方に目標となる人やものを見つけた時に、わき目を振らずにまっすぐ走り出すことを言います。
今迄走る理由がなかったのが急にその場で走る理由が発生した時に使われます。
子供が複数で学校から帰る途中に犬に吠えられた時などに使われます。
「一目散」を使った例文と意味を解釈

「一目散」を使った例文と解釈を紹介します。
- 「一目散」を使った例文1
- 「一目散」を使った例文2
「一目散」を使った例文1
「迷子の子供は母親の姿を見ると泣きながら一目散に駈け出した」
人ごみで迷子になってしまい保護された子供がいました。
母親を呼び出している間ずっと泣きじゃくっていたのですがの、しばらくして遠くに母親の姿見つけた途端、真っ直ぐ走って行って抱きついた様子を表しています。
母親の顔を見た途端我慢できずに走り出してしまったのでしょう。
「一目散」を使った例文2
「水曜日は仕事が終ったら一目散にスポーツジムへ向かう」
水曜日はスポーツジムに通っているので、仕事が終ったらわき目もふらずにジムに直行します。
人に呼び止められない様に、終業時間前から「定時で帰ります」というアピールも忘れません。
身体を鍛えられて気持ちいいと思っている他に、インストラクターがイケメンなどの理由もあると考えられます。
「一目散」の類語や類義語など言い換え

「一目散」の類語を紹介します。
- 「しゃにむに」【しゃにむに】
- 「まっしぐら」【まっしぐら】
「しゃにむに」【しゃにむに】
漢字にすると「遮二無二」となります。
意味は「一つのことに集中していて、気合いが入っていることもあり強引に行動する様子」という意味です。
「まっしぐら」【まっしぐら】
「目標に向かって強い勢いで突き進んでいう様子のこと」です。
猫のエサのCMで「猫まっしぐら」というキャッチコピーがありますが、目的のものに向かってわき目もふらずにまっすぐ進む時に使われます。
「一目散」は「わき目もふらず一生懸命に走る様子」「他のものが目に入らない位集中して行動する様子」の2つの意味があります。
何かに向かってひたすら行動している人に対して使ってみましょう。