「ずば抜ける」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「ずば抜ける」という表現を知っているでしょうか。
ずば抜けた才能がある、などという表現を聞いたことがある人もいるかもしれません。
ここでは「ずば抜ける」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「ずば抜ける」とは?
- 「ずば抜ける」の漢字
- 「ずば抜ける」の表現の使い方
- 「ずば抜ける」を使った例文と意味を解釈
- 「ずば抜ける」の類語や類義語・言い換え
「ずば抜ける」とは?
「ずば抜ける」という言葉には普通のものよりもずっと優れている、群を抜いている、という意味があります。
人並みから外れていてずっと優れているなどという場合に「ずば抜ける」という表現が使えますので、「ずば抜ける」という言葉を使われた場合は良い意味で認められているという意味になります。
悪さが「ずば抜ける」という意味ではありません。
目覚ましい働きをする、際立つ、などと言われることもあり、良い意味で使われる表現です。
「ずば抜ける」の漢字
「ずば抜ける」という表現は図抜ける、頭抜ける、と表記することがあります。
一般的には「ずば抜ける」で問題ありません。
「ず抜ける」と言う人もいますので、合わせて覚えておきましょう。
「ずば抜ける」の表現の使い方
際立って優れている、他の人よりも群を抜いて優れている、などという時に「ずば抜ける」という表現が使えます。
例えば周りよりもずば抜けて頭が良い人もいるでしょう。
ずば抜けて運動神経が良いという人もいるかもしれませんね。
ずば抜けて美術の才能がある人もいるのではないでしょうか。
人間はそれぞれ異なる才能を持ちますが、その才能が他の人よりも優れているという時に「ずば抜ける」という言葉が使えるのです。
「ずば抜ける」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介します。
- 「ずば抜ける」を使った例文1
- 「ずば抜ける」を使った例文2
「ずば抜ける」を使った例文1
「彼は高校時代からサッカーでずば抜けていたよね」
中学や高校の時から部活に入り、その力を周りに見せている人もいるのではないでしょうか。
最近は部活動に力を入れている学校も多いですので、そのようなところで才能を開花できる人もいるかもしれませんね。
その頃から力を認め慣れていた人物が有望な選手などになった場合、中学や高校の同級生などにインタビューが行くこともあります。
中学や高校の頃から注目され、インターハイなどに出場し、大学でも有名になるという事はよくある話です。
もしも自分の子供にずば抜けた才能があるならば、できる限り伸ばしてあげたいものです。
他の人と違うということを馬鹿にするのではなく、他の人と違うというところに着目してあげたいですね。
「ずば抜ける」を使った例文2
「新しいジーパンがずば抜けて履きやすい」
「ずば抜ける」という表現は才能に対してのみならず、商品に対して使われることもあります。
例えばジーパンの場合、動きやすい、座りやすい、などという事は非常に重要ですよね。
そんな中で新しく買ったジーパンがとても座りやすい、動きやすい、走ることも簡単、ということであればとても気にいるのではないでしょうか。
他の商品に比べてこの部分がとても良い、と表現する時にも「ずば抜ける」という言葉が使えます。
ずば抜けて使い勝手が良い、などということも可能です。
「ずば抜ける」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介します。
- 「際立つ【きわだつ】」
- 「傑出する」【けっしゅつする】
「際立つ【きわだつ】」
際立つ、というのは他のものと区別されてはっきりと目立つという意味です。
周囲のものとははっきりとした違いがあり、ひときわ目立つという意味であり、良い意味に使われることがほとんどです。
「傑出する」【けっしゅつする】
傑出するというのは多くのものの中でずば抜けて優れているという意味になります。
傑出した作品などと使われます。
「ずば抜ける」という表現は良い意味で使われる言葉ですので、ぜひ覚えておきましょう。
ずば抜けたセンスの持ち主など、様々な局面で使える便利な言い回しの1つです。