「二段階認証」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「二段階認証」という表現を知っているでしょうか。
最近はオンラインで銀行口座等もチェックできるようになりました。
このような時に使われている「二段階認証」とは一体どのようなものなのでしょうか。
目次
- 「二段階認証」とは?
- 「二段階認証」のメリット
- 「不正ログイン被害」とは?
- 「二段階認証」を使った例文と意味を解釈
- 「二段階認証」の類語
「二段階認証」とは?
「二段階認証」というのはパスワードを入力した上でさらにコードやセキュリティーキーを入力するというシステムを指しています。
アカウントの保護に使用されているセキュリティーだけではパスワードが盗まれてしまう可能性があり、パスワードが盗まれてしまうとそれだけで銀行口座等が悪用されてしまう可能性が高まります。
しかし、パスワードに加えてコードやセキュリティーキーを入力するシステムを採用することにより、たとえパスワードが盗まれたとしても銀行口座等を守ることが可能になります。
例えばEメールアドレスにワンタイムパスワードが送信され、そのワンタイムパスワードを入力しなければいけないということもありますね。
これを「二段階認証」というのです。
- 「二段階認証」の読み方
「二段階認証」の読み方
「二段階認証」という表現は「にだんかいにんしょう」と読みます。
最近ではあちこちで採用されていますので、ぜひ覚えておきましょう。
「二段階認証」のメリット
「二段階認証」のメリットは、やはりセキュリティーを強化することが可能であるという点です。
先ほども述べた通り、パスワードだけではそのパスワードが盗まれてしまった場合に危険が生じますよね。
しかし、パスワード以外にもワンタイムパスワードなどを利用すれば、そのワンタイムパスワードは登録されているEメールアドレスにしか送信されませんから安全です。
あるいは携帯電話やセキュリティーキーを入力しなければいけないこともあり、セキュリティーが強化されています。
「不正ログイン被害」とは?
最近では大手イオン銀行が「不正ログインの形跡があった」と発表し、大きな話題となりました。
不正ログインというのはユーザ本人以外がパスワードを利用して不正にログインするということになります。
IDやパスワードが同園してしまった場合、ユーザ本人以外でもログインできてしまいますよね。
その結果、口座などに貯めているお金が不正に使われてしまうという被害が生じるのです。
もしもログインされてしまった結果、メールアドレスや電話番号を変更されてしまったら、それだけでも危険があります。
最近ではメールアドレスや電話番号の変更にもワンタイムパスワード等が必要になる場合もあります。
「二段階認証」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介します。
- 「二段階認証」を使った例文1
- 「二段階認証」を使った例文2
「二段階認証」を使った例文1
「最近では二段階認証の利用がむしろ当たり前になりました」
最近はパスワードだけではなく、セキュリティーキーなどを入力しなければログインできないシステムが増えています。
むしろパスワードだけでは不安がありますよね。
クレジットカードを利用する時にもセキュリティーコードを入れるだけではなく、それ以外に暗証番号を入力しなければいけない場合もあります。
近年はオンラインでの詐欺が横行していますので、セキュリティーを強化していかなければいけません。
「二段階認証」を使った例文2
「二段階認証によってセキュリティーは確かに強化されていると言えるでしょう」
「二段階認証」を採用することにより、確かにパスワードが漏れてしまったとしても不正ログインを防ぐことが可能になり、セキュリティーは強化されているといえます。
その一方で、スマホのアプリなどはセキュリティーが比較的弱いとも言われており、アプリなどを悪用した詐欺も増えていますので注意していかなければいけません。
「二段階認証」の類語
ここでは類義語を紹介します。
- 「二要素認証」【にようそにんしょう】
- 「ワンタイムパスワード」【わんたいむぱすわーど】
「二要素認証」【にようそにんしょう】
2要素認証というのはユーザだけが知っている何か、ユーザだけが所有している何か、あるいはユーザの指紋など、2つの要素を組み合わせてユーザの身元を認証する仕組みです。
セキュリティーを向上させるために、ユーザ本人以外には絶対にわからないような何かを使ってログインするというシステムになります。
「ワンタイムパスワード」【わんたいむぱすわーど】
ワンタイムパスワードというのは2要素認証等でも利用されるものであり、セキュリティーを強化するために有益だと認められているものです。
一般的には登録済みのメールアドレスにパスワードが送られ、それを入力しなければログインできないというシステムになっています。
不正ログインの問題が認知されるようになり、「二段階認証」を採用する企業が増えました。
自分自身でもセキュリティーを強化するためにパスワードの変更などを定期的に実行していかなければいけません。