「血湧き肉躍る」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「血湧き肉躍る」とは、「感情的に勇ましく興奮して、全身に活力がみなぎること」を意味する言葉です。
「血湧き肉躍る」の「意味・読み方・語源や由来・使い方・例文と解釈・類語(シソーラス)や言い換え」などについて、詳しく説明していきます。
目次
- 「血湧き肉躍る」とは?
- 「血湧き肉躍る」の語源や由来
- 「血湧き肉躍る」の表現の使い方
- 「血湧き肉躍る」を使った例文と意味を解釈
- 「血湧き肉躍る」の類語や類義語・言い換え
「血湧き肉躍る」とは?
「血湧き肉躍る」という慣用句の言葉は、「勇ましく興奮して、全身に活力(エネルギー)がみなぎること」を意味しています。
「血湧き肉躍る」というのは、「戦い・試合などを前にして、気持ちが高ぶって勇気が湧き上がり、全身に緊張感がみなぎっている状態」を意味しているのです。
例えば、「激しい戦闘を前に、その男は血湧き肉躍る感覚を久々に感じた」といった文章で、「血湧き肉躍る」の意味を端的に伝えられます。
- 「血湧き肉躍る」の読み方
「血湧き肉躍る」の読み方
「血湧き肉躍る」の読み方は、「ちわきにくおどる」になります。
「血湧き肉躍る」の語源や由来
「血湧き肉躍る」の語源・由来は、「戦闘・試合を前に、勇ましく興奮して活力がみなぎっている状態」を、「身体を構成する血液と肉の激しい動きの比喩(メタファー)」で表現したことにあります。
「血湧き肉躍る」の慣用句は「血液が湧き上がる」と「肉(筋肉)が躍動する=肉が跳ね上がるように動く」を組み合わせることで、「勇気と活力があふれて激しく興奮しているさま」を表現しているのです。
「血湧き肉躍る」の表現の使い方
「血湧き肉躍る」の表現の使い方は、「戦い・試合などを前にして、勇気が湧き上がり、全身に興奮と緊張がみなぎっている状態」を意味して使うという使い方になります。
例えば、「暴力が厳しく禁止された現代社会では、血湧き肉躍るような戦いを経験する機会はめったに無くなっています」といった文章で、この「血湧き肉躍る」という表現を正しく使用することができます。
「血湧き肉躍る」を使った例文と意味を解釈
「血湧き肉躍る」を使った例文を紹介して、その意味を解釈していきます。
- 「血湧き肉躍る」を使った例文1
- 「血湧き肉躍る」を使った例文2
「血湧き肉躍る」を使った例文1
「兵士たちは敵軍を前にして、血湧き肉躍るような激しい感情に襲われていました」
この「血湧き肉躍る」を使った例文は、「兵士たちは敵軍を前にして、勇ましく興奮して戦意・活力がみなぎるような激しい感情に襲われていた」ということを意味しています。
「血湧き肉躍る」を使った例文2
「血湧き肉躍るような思いが強かった友人は、翌日の試合で凄まじい活躍をしてチームを勝利に導きました」
この「血湧き肉躍る」を使った例文は、「試合を前に気持ちが高ぶって、勇気と活力が漲るような思いが強かった友人は、翌日の試合で凄まじい活躍をしてチームを勝利に導いた」ということを意味しています。
「血湧き肉躍る」の類語や類義語・言い換え
「血湧き肉躍る」の類語・類義語・言い換えについて、分かりやすく解説していきます。
- 「血が騒ぐ・ハイテンションになる」
- 「胸が高鳴る・心躍る」
「血が騒ぐ・ハイテンションになる」
「血湧き肉躍る」の類語・言い換えとして、「血が騒ぐ・ハイテンションになる」があります。
「血湧き肉躍る」という表現は、「戦闘・試合を前にして興奮して血が騒ぐこと」や「興奮して勇ましくなり、ハイテンションになるさま」を意味しています。
それらの意味合いから、「血湧き肉躍る」の表現は「血が騒ぐ・ハイテンションになる」という表現で言い換えられるのです。
「胸が高鳴る・心躍る」
「血湧き肉躍る」の類義語・言い換えとして、「胸が高鳴る・心躍る(こころおどる)」があります。
「血湧き肉躍る」という表現は、「戦い・試合を前に興奮して胸が高鳴っているさま」や「戦闘を前に心躍るような興奮・楽しみを感じていること」を意味しています。
その意味合いから、「血湧き肉躍る」と近しい似た意味を持つ類義語として、「胸が高鳴る・心躍る」という表現を指摘できます。
「血湧き肉躍る」という言葉について解説しましたが、「血湧き肉躍る」には「感情的に勇ましく興奮して、全身に活力がみなぎること」などの意味があります。
「血湧き肉躍る」の類語(シソーラス)・言い換えとしては、「血が騒ぐ・ハイテンションになる」「胸が高鳴る・心躍る」などがあります。
「血湧き肉躍る」という言葉について調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。