「釣り合っている」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「釣り合っている」、という表現を知っているでしょうか。
「釣り合っている」カップルなどと言われますよね。
ここでは「釣り合っている」という表現について説明していきます。
目次
- 「釣り合っている」とは?
- 「釣り合っている」の表現の使い方
- 「釣り合っているカップル」とは?
- 「釣り合っている」を使った例文と意味を解釈
- 「釣り合っている」の類語や類義語・言い換え
「釣り合っている」とは?
「釣り合っている」、というのは周囲のものとよく調和している、マッチした、似合った、という意味になります。
中学の時、誰もが理科の授業で力の釣り合いについて勉強しましたよね。
平衡が取れている、均衡がとれている、という時に「釣り合っている」という表現が使えますが、一般的にも周囲のものと均衡がとれている場合、「釣り合っている」と表現できます。
例えば、収入と支出が釣り合っていなければ生活できませんね。
収入の方が支出よりも多い分には問題ありませんが、支出の方が収入よりも上回ってしまえば赤字という形になります。
「釣り合っている」というのはバランスが取れているという意味なのです。
- 「釣り合っている」の読み方
「釣り合っている」の読み方
「釣り合っている」という表現は「つりあっている」と読みます。
日常的にもよく使えますのでぜひ覚えておきましょう。
「釣り合っている」の表現の使い方
「釣り合っている」という表現はバランスが取れているという時に使える言い回しです。
例えば、商売をするのであれば需要と供給の釣り合いを考えなければいけません。
どれだけ商品を売り出そうとしても、売れるものを開発しなければ意味がないですよね。
消費者が欲しがり、購入したがるようなものを開発しなければ商品を得られませんので、そもそも利益が得られません。
しかし、消費者が欲しがるような商品を開発できれば、需要と供給が釣り合う結果になり、利益が期待できるのです。
「釣り合っているカップル」とは?
「釣り合っているカップル」、というのはお似合いのカップルという意味になります。
例えば、美男美女のカップルであれば「釣り合っている」といえますよね。
ハンサムな男性と美しい女性が付き合っていたら、「付き合ってるよね」などと表現できるのではないでしょうか。
ハンサムな女性がどう見ても美人とは言えない女性と付き合っていると、「なんだか釣り合っていない」と思えるかもしれません。
しかし、ハンサムとは言えない男性と美人とは言えない女性が付き合っていたとしても、それはそれで「釣り合っている」といえます。
同じようなレベルである2人が付き合っているのであれば、それは「釣り合っている」と考えられるのです。
「釣り合っている」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介します。
- 「釣り合っている」を使った例文1
- 「釣り合っている」を使った例文2
「釣り合っている」を使った例文1
「彼女、あのケチな男性と付き合い始めたんでしょ?でも彼女もケチだから釣り合っているよね」
恋人を作るにあたり、金銭感覚は大切だと思う人も多いのではないでしょうか。
特に結婚を考えた場合は、金銭感覚が異なる2人ではなかなか平和な生活ができません。
もしもケチな人が結婚するならば、同じくケチな人と結婚した方が良い場合もあります。
周りからケチだと批判されているような人が同じくケチだと批判される人と付き合ったら、周りからは「釣り合っている」と言われてしまうかも知れませんね。
「釣り合っている」を使った例文2
「姪っ子が結婚したらしいんだけれど、どうにもその男性と釣り合っていないみたい」
もしも家族の誰かが結婚した場合、その人の結婚相手とどうやら釣り合っていない、と感じることもあるのではないでしょうか。
例えば学歴が全然違う、見た目の良さが全然違う、あるいは家柄が違う、などという場合も釣り合っていないといえます。
「釣り合っている」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介します。
- 「バランスが取れている」【ばらんすがとれている】
- 「マッチしている」【まっちしている】
「バランスが取れている」【ばらんすがとれている】
バランスが取れている、というのは互いに揃って全体としてまとまっているという意味です。
均衡状態である場合にもバランスが取れているといえます。
「マッチしている」【まっちしている】
マッチしているというのは複数のものの調和がとれている、そうする、という意味です。
帝国ホテルなどを貸し切って結婚式をするならば、それなりに盛大な結婚式ならばマッチしているといえますし、貧相な結婚式ならばマッチしていないと言えますね。
「釣り合っている」という表現はお互いに良いもの同士に対して使うこともありますが、レベルの低いものに対して使われることもあります。
「彼女は全然可愛くないから、あの男性と付き合ってるよね」などと言われてしまうこともあります。
良い意味でも悪い意味でも使われるということを覚えておきましょう。