「遺憾砲」の意味とは!類語や言い換え!例文や表現の使い方
新語や造語は日々生まれており、関連する言葉も多く存在します。
最近では「○○砲」のような表現をする言葉が多用されつつありますが、その筆頭に「遺憾砲」と呼ばれる言葉があります。
どのような言葉か紹介していきます。
目次
- 「遺憾砲」とは?
- 「遺憾砲」の表現の使い方
- 「遺憾砲」を使った例文と意味を解釈
- 4「遺憾砲」とは別の○○砲の言葉
「遺憾砲」とは?
「遺憾砲」という言葉はネット用語として誕生した言葉であり、元々の起源は日本政府の意見表明の中で「遺憾の意を表する」という言葉が使われることが多く、そこから生まれた言葉です。
「遺憾」は残念に思うことを表しており、その原因や適応は失敗・予定通りにいかない・不十分等様々に存在します。
「遺憾砲」は元々政治・外交のやり取りの中で不満やトラブルが起こったときの日本政治の「遺憾」の感情を意味した言葉です。
しかし最近では政治・外交に関わらず遺憾に感じた時に相手に伝える・表現するための言葉として認識されています。
「遺憾砲」の表現の使い方
「遺憾砲」という言葉は日常会話で用いられる事は少なく、多くはネット上で用いられます。
その使い方として「遺憾」の意味に沿った感情を抱いた時、その思いをぶつける・表現する・伝えるように用いられます。
また最後の「砲」には冗談・笑いを含めた意味合いも込められています。
そのため「遺憾」な感情をフランクに伝えたい・表現したい時に用いることが出来ます。
「遺憾砲」を使った例文と意味を解釈
「遺憾砲」という言葉はネット上で様々な場面で用いられますが、実際に用いる際にはどのような使い方となるか、例文とその解釈を紹介します。
- 「遺憾砲」を使った例文1
- 「遺憾砲」を使った例文2
「遺憾砲」を使った例文1
「テレビで政治ニュースを見る度に遺憾砲が飛び交っているよ」
ここでの「遺憾砲」はテレビの中での発言のやり取りを表現した言葉として扱われています。
政治ニュースを見ると遺憾の意を表明する発言ばかりがされており、それを「遺憾砲が飛び交う」と表現しています。
「遺憾砲」を使った例文2
「あれだけのことが起こるともはや頼りの遺憾砲も効かないね」
この場合、対象となる事象の起こしたことに対しての意見を述べています。
これまでは「遺憾砲」を頼りに乗り越えてきたが、対象の事象に対してはもはや力を発揮しないと捉えています。
4「遺憾砲」とは別の○○砲の言葉
「遺憾砲」はネット上で生まれた言葉ですが、同じように「○○砲」という言葉は他にも存在しています。
どのような言葉があるか紹介していきます。
- 「文春砲」
- 「Twitter砲」
「文春砲」
「文春砲」という言葉は週刊文春がスクープ・掲載した記事のことを表現しています。
すべての記事が適応するわけではなく、その中でも特段に影響力が大きい記事となります。
多くはスキャンダル・不正告発など記事に関わる人にとっては大きなダメージを負うような内容であり、砲撃を受けるというニュアンスを込めて「文春砲」と表現されます。
「Twitter砲」
「Twitter砲」という言葉はTwitter上での減少から生まれた言葉です。
Twitterにはたくさんのフォロワーやつぶやきが存在していますが、Twitterをきっかけに特定のウェブページに膨大なアクセスが集まることを意味しています。
その結果、アクセス困難やサーバーが落ちるなど影響を受けるケースもあるため「ツイッターから砲撃を受けた」というニュアンスからも「Twitter砲」が生まれました。
「遺憾砲」という言葉は政治・外交の世界から生まれた言葉ですが、使う場面や頻度は徐々に増えつつあります。
また○○砲のように類似した言葉も存在しており、併せて知っておくことで混乱なく使いこなすことが出来ます。