「音沙汰」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「音沙汰」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「音沙汰」という言葉を使った例文や、「音沙汰」の類語や英語を紹介して行きます。
目次
- 「音沙汰」とは?
- 「音沙汰」の類語や類似表現や似た言葉
- 「音沙汰」を使った例文や短文など
- 「音沙汰」の英語
「音沙汰」とは?
みなさんは「音沙汰」という言葉を知っているでしょうか。
「最近、友達から音沙汰ないな」と感じている人もいるでしょう。
一方で、「音沙汰」という言葉を、まるで知らないという人もいるかもしれません。
そこで「音沙汰」という言葉の意味を紹介します。
- 「音沙汰」の読み方
- 「音沙汰」の意味
「音沙汰」の読み方
「音沙汰」は「おとさた」と読みます。
「音」は「おと」、「沙汰」は「さた」と読みます。
これを機会に、「音沙汰」は「おとさた」と読みましょう。
「音沙汰」の意味
「音沙汰」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「音沙汰」には、「訪れ」「消息」「連絡」という意味があります。
「音沙汰」の「音」にも「沙汰」にも、「便り」という意味があるためです。
「最近、友達から音沙汰がない」という言葉には、「ここのところ、友達から連絡がない」という意味があります。
このように「音沙汰」には「訪れ」「消息」「連絡」という意味があります。
「音沙汰」の類語や類似表現や似た言葉
続いて「音沙汰」の類語や類似表現を紹介します。
「音沙汰」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「音信」【おんしん】
- 「訪れ」【おとずれ】
「音信」【おんしん】
「音信」には、「手紙などで様子を知らせること」という意味があります。
手紙などを送っても、返事が来ない時、「音信不通」「音信が途絶える」などと言います。
最近は手紙より、電話やSNSを使って連絡を取り合う機会が多くなりましたが、このようなツールを使って連絡が取れない場合も「音信不通」と言います。
「訪れ」【おとずれ】
「訪れ」には、「便り」や「消息」という意味があります。
「最近、何のおとずれも無い」という時は、「ここのところ、何の便りもない」という意味になります。
「音沙汰」を使った例文や短文など
続いて「音沙汰」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「音沙汰」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「音沙汰」を使った例文1
- 「音沙汰」を使った例文2
「音沙汰」を使った例文1
「東京の大学に行った息子から、『音沙汰』がない」
この例文のように、大学進学がきっかけで上京した子供からの連絡が途絶えることがあるかもしれません。
男性はこまめに親に連絡しない傾向があるため、「音沙汰」がないからといって心配することはないかもしれません。
「音沙汰」を使った例文2
「一週間以上、彼から『音沙汰』ない」
この例文は、恋人から一週間以上、何の知らせもないという意味の文章になります。
家族とは違い恋人の場合は、一週間以上、何の連絡もしないのは不自然なため、彼に事情があるか、恋心が冷めたのかどちらかでしょう。
彼女から連絡をして、それでも返事がなかったら、恋愛的にはピンチかもしれません。
「音沙汰」の英語
「音沙汰」を英語にすると、どのような言葉になるでしょうか。
「音沙汰」は英語で、“news”(ニュース)、“a letter”(レター)になります。
「ニュース」も「レター」も、カタカナ語として意味が通じる言葉です。
「ニュース」は「新しく、一般的にまだ知られていない情報」「レター」には、「手紙」「便り」という意味があり、それぞれに「音沙汰」という意味があります。
このように「音沙汰」を英語に直したい時は、“news”や“a letter”を使ってみましょう。
「音沙汰」という言葉について見てきました。
「音沙汰」には「便り」「消息」「訪れ」などの意味があります。
誰かからの便りが来ない時、消息が知れない時などに、「音沙汰」「音沙汰ない」などの言葉を使ってみましょう。