「気炎万丈」とは?意味や類語!例文や表現の使い
皆さんは「気炎万丈」という言葉をご存知でしょうか?
私達が日頃使っている言葉の中には、色々な四字熟語がありますが、この言葉を聞いたことがない人も結構いることと思います。
そこで、今回はこの「気炎万丈」について説明していくことにします。
目次
- 「気炎万丈」とは?
- 「気炎万丈」の語源や由来
- 「気炎万丈」の表現の使い方
- 「気炎万丈」を使った例文と意味を解釈
- 「気炎万丈」の類語や類義語・言い換え
「気炎万丈」とは?
「気炎万丈」とは、「意気込みが他の人達を圧倒するまでに盛んな状態であること」、「大いに気炎を上げること」という意味になりますが、「意気盛んに談論する」という意味合いで使われることもあります。
- 「気炎万丈」の読み方
「気炎万丈」の読み方
「気炎万丈」は「きえんばんじょう」と読みますが、あまり耳にすることがないので、ここで忘れないようにしっかりとチェックしておきましょう。
「気炎万丈」の語源や由来
「気炎万丈」の「気炎」とは「炎が燃え上がるように盛んな勢い」という意味から「意気込み」という解釈ができます。
また「丈」は「長さの単位」で「万丈」で「非常に高いこと」という解釈もができます。
この2つの言葉が組合わさることで、「気勢を上げるのを高く燃えあがる炎」に例えて、「盛んな状態」という理解になってきたとされています。
「気炎万丈」の表現の使い方
「気炎万丈」は「周りを圧倒するくらいに盛んな勢いがある」という意味があることから、ビジネスシーンで白熱した議論が展開される会議のシーンなどで使うことができます。
「気炎万丈」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「気炎万丈」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしていくことにします。
- 「気炎万丈」を使った例文1
- 「気炎万丈」を使った例文2
「気炎万丈」を使った例文1
「昨日の会議は、時期商品リリースで会社の将来を左右することになるので、出席者は気炎万丈で積極的に議論していた」
仕事の場面では、このようなことがよくあります。
会議では「気炎万丈」になるくらいに議論が白熱する方が、とても有意義でいい結論が出せると思います。
「気炎万丈」を使った例文2
「厳しい現場に挑む時には、気炎万丈だった時のことを思い出して、積極的に動く働くこと大切です」
仕事をしている中では、とてもハードルの高いこともたくさんあります。
そのために現場に臨む前にすでに戦意喪失している人も少なくもありませんが、困難なことに挑む時は、「気炎万丈」の時のことを思い出してチャレンジしてみることです。
そうすることで、活路が見出だせてくるものです。
「気炎万丈」の類語や類義語・言い換え
「気炎万丈」を他の言葉で言い換えるとするなら、どのような言葉があるかを見ていくことにしましょう。
- 「意気軒昂」
- 「自由闊達」
「意気軒昂」
「いきけんこう」という読み方をする「意気軒昂」が、「気炎万丈」の類義語として挙げることができるでしょう。
「意気込んで気持ちが奮い立つ状態」、「元気や勢力が盛んで威勢のいい様子」という意味で解釈することができます。
「気炎万丈」と同じく、とても強い勢いを感じさせる言葉です。
「自由闊達」
「自由闊達」は「じゆうかったつ」という読み方をする四字熟語で「心が広くのびのびとして物事にこだわらないさま」という意味があります。
このような意味からして「気炎万丈」とは理解が異なるように思えますが、「自由な」ということから「積極的」な解釈もでき、類義語として扱うことができると思います。
「気炎万丈」の意味や使い方を見ていましたが、普段使う機会が少ないだけにどのような場面で使うことにできるか、参考になったかと思います。
日頃の活動の中では、常に積極的に発言して行動することが大切です。
もし、気持ちが落ち込みそうな時は、「気炎万丈」という言葉を思い出して、自分を奮い立たせてください。
そうすることで、難しいことも乗り越えることができるはずです。