「奪い合い」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「奪い合い」という表現を知っているでしょうか。
兄弟でお菓子を奪い合ったなどという経験を持つ人もいるかもしれません。
ここでは「奪い合い」という表現について紹介します。
目次
- 「奪い合い」とは?
- 「奪い合い」の表現の使い方
- 「奪い合い」の英語と解釈
- 「奪い合い」を使った例文と意味を解釈
- 「奪い合い」の類語や類義語・言い換え
「奪い合い」とは?
「奪い合い」というのは奪い合うという意味になります。
奪い合うという表現には争って数に限りのあるものを取り合うという意味があり、争奪する、取り合う、などと言い換えることも可能です。
限られたものを自分のものにしようと争うというニュアンスがあり、例えば電車の座席を奪いあった、セールで商品を奪いあった、などという人もいるかもしれません。
電車でたった1つの席が空いた時、複数の乗客がその席に走っていった場合、まさにそれは座席の奪いだと言えるでしょう。
「奪い合い」の表現の使い方
奪い合うという表現は数に限りがあるものを複数人数で取り合う場合に使える表現です。
例えば、兄弟でたった1つしかないケーキを奪いやった、という経験などを持つ人もいるのではないでしょうか。
子供の時は、たった1つのケーキを分けて食べるというよりも、誰か1人がその1つのケーキを取る、といった感覚を持っていますよね。
大人になるに従って分けるという感覚を覚えますが、子供のときにはまだ1つ欲しい、と感じることもあるかもしれません。
このような場合に「奪い合い」という表現が使えます。
「奪い合い」の英語と解釈
「奪い合い」という表現を英語にすると“scramble”や“scurry”、“scamper”などという表現が使えます。
例えば、「私たちはケーキの奪い合いをしました」ということであれば“We did a scramble for a piece of cake.”になります。
「奪い合い」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介します。
- 「奪い合い」を使った例文1
- 「奪い合い」を使った例文2
「奪い合い」を使った例文1
「電車の座席をめぐる奪い合いは見ていられません」
通勤ラッシュの時間帯などは誰もが座りたいものですが、その一方でその「座席の奪い合い」は見ていられない、と感じる人もいるかもしれません。
1つしかない座席に向かって何人もの人が走り寄っていく姿はなかなか見苦しいものでもあります。
また、もしも周りにお年寄りや妊娠している女性などがいた場合、その人たちに席を譲るという心の優しさも持ち合わせていたいものです。
「奪い合い」を使った例文2
「小さい頃はしょっちゅう、兄と物の奪い合いをしました」
小さいときには頻繁に兄弟や友達と「物の奪い合いをした」という人もいるかもしれません。
「おもちゃの奪い合いをした」、「おやつの奪い合いをした」、と表現できますね。
いつも兄や姉にとられてしまい、嫌だったという人もいるのではないでしょうか。
その一方で、もしかしたら「奪い合い」などをしたことがない、いつも譲り合った、あるいはいつも姉妹が譲ってくれた、などという人もいるかもしれませんね。
「奪い合い」の類語や類義語・言い換え
ここでは「奪い合い」という言葉を使った類義語を紹介します。
- 「争奪」【せんりゃく】
- 「取り合い」【とりあい】
- 「勝ち取る」【かちとる】
「争奪」【せんりゃく】
育つという言葉には自分のものにしようとして互いに争う、争って奪い合う、という意味があります。
権力の争奪戦などという表現がありますね。
「取り合い」【とりあい】
取り合いというのは取り合う事という意味で使われます。
取り合うというのは1つのものを取ろうとして争う、奪い合う、という意味になり、例えば遺産の取り合い、などという表現があります。
「勝ち取る」【かちとる】
勝ち取る、というのは戦って自分のものにする、努力して獲得する、という意味になります。
勝利を勝ち取る、などと言いますね。
「奪い合い」という表現はあまり良くないニュアンスで使われることが多いですが、何かしら「奪い合い」の経験を持つ人は多いのではないでしょうか。
相手のことを考えながら行動していきたいですね。