「未参入」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
皆さんは「未参入」という言葉を何処かの場面で聞いたことがあると思います。
しかし、この言葉は決して難しい意味の言葉ではありませんが、普段の生活の中で使われる機会はそんなに多くはないでしょう。
そこで今回は、この「未参入」についてフォーカスしていくことにします。
目次
- 「未参入」とは?
- 「未参入」の表現の使い方
- 「未参入」の英語と解釈
- 「未参入」を使った例文と意味を解釈
- 「未参入」の類語や類義語・言い換え
「未参入」とは?
「参入」という言葉が原形となるのですが、「加わること」や「入ること」という意味があります。
これに、まだ「その行為や動作が行われていないこと」を意味する「未」が頭に付くことで、「未参入」は「まだ参入していない」という解釈になります。
「未参入」の表現の使い方
「まだ加わっていない」という意味になる「未参入」はある人や団体が、さらに大きなグループや集まりに参加していない場面で使われることになります。
また、ビジネスの場面では企業が特定分野に入っていない場合でも使われています。
「未参入」の英語と解釈
「未参入」を英語に訳すと、“not entered”という言葉で表現することができます。
「未参入」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「未参入」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンを思い浮かべてみてください。
- 「未参入」を使った例文1
- 「未参入」を使った例文2
「未参入」を使った例文1
「当社の10年後、20年後の行く末を考えたなら、まだ未参入の市場に展開していくことも視野に入れておくことが必要だ」
企業が存続していくためには、様々な策が講じられます。
その中には、今まで全く手掛けることがなかった「未参入」市場で新しい事業に取り組んで行くこともあるでしょう。
しかし、全く未経験の分野であるなら、入念な準備をしておかなければなりません。
「未参入」を使った例文2
「未参入分野での事業取り組みは、とてもハードルが高いように思われるが、わが社の技術を応用することで、活路が見出だせるはずだ」
未参入の市場にこれから入って行こうとする企業は、かなり時間をかけて市場調査を行い、事業構想を練り込んでいるはずです。
しかし、全く未知の分野でチャレンジするのではなく、元々持っている技術を応用して新しい事業に展開していくのであれば、全くゼロからのスタートではないので、まだ成功するチャンスはありそうです。
「未参入」の類語や類義語・言い換え
「未参入」を他の言葉で言い換えるとするなら、どのような言葉が当てはまるかを見ていくことにしましょう。
- 「未加入」
- 「未参加」
- 「未エントリー」
「未加入」
「未加入」という言葉が「未参入」の類義語の1つとして挙げることができるでしょう。
「未加入」は「まだ加入していないこと」と意味になりますが、サークルやクラブなどの会員になっていない場合に、「未加入会員」というような形で使われています。
「未参加」
「未参加」も「未参入」に近い意味があり、使われるシチュエーションで置き換えることができるでます。
「まだ参加していない」という意味になりますが、似ている言葉で「不参加」という表現があります。
しかし、「不参加」の場合、「参加しないことを表明している」という意味になるので、「未参加」とは意味合いが全く異なってきます。
「未エントリー」
「未エントリー」も類義語として扱うことができます。
「エントリー」は「参加する」という意味があるので、「未エントリー」=「未参加」という理解になります。
「未参入」という言葉を見てきましたが、主にビジネスシーンで活用されるケースが多いように思えます。
ビジネスでは、新なビジネスモデルを構築するような場面で使われるイメージになるでしょう。
したがって、類語も含めて正しく使い方を理解して適切に使えるようにしておきたいものです。