「くんずほぐれつ」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「くんずほぐれつ」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「くんずほぐれつ」という言葉を使った例文や、「くんずほぐれつ」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「くんずほぐれつ」とは?
- 「くんずほぐれつ」の類語や類似表現や似た言葉
- 「くんずほぐれつ」を使った例文や短文など
「くんずほぐれつ」とは?
「くんずほぐれつ」という言葉を知っているでしょうか。
学生時代に、男子生徒が取っ組み合ってケンカをしている様子を、「くんずほぐれつ」と言ったことがあるかもしれません。
一方で、「くんずほぐれつ」という言葉をまるで知らないという人もいるかもしれません。
そこで「くんずほぐれつ」という言葉の意味を紹介します。
- 「くんずほぐれつ」の意味
- 「くんずほぐれつ」の語源
「くんずほぐれつ」の意味
「くんずほぐれつ」には「組み合ったり離したりして、激しく動く様子」という意味があります。
例えば、ケンカをしている二人が、組み合ったり離れたり、また組み合ったり離れたりしている様子を「ケンカをしている二人が、くんずほぐれつ、している」と言います。
「くんずほぐれつ」の語源
「くんずほぐれつ」は、漢字表記にすると、「組んず、解れつ」と書けます。
漢字で見ると、「組合ったり、離れたりして取っ組み合う様子」が分かりやすいかもしれません。
このように「くんずほぐれつ」は「組んず、解れつ」と書けることを知っておきましょう。
「くんずほぐれつ」の類語や類似表現や似た言葉
次に「くんずほぐれつ」の類語や類似表現を紹介します。
「くんずほぐれつ」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「取っ組み合い」【とっくみあい】
- 「ケンカ」【けんか】
「取っ組み合い」【とっくみあい】
「取っ組み合い」には、「相手といさかい、いがみあい、激しく戦うこと」という意味があります。
「取っ組み合いの大ゲンカ」という場合は、殴り合いのケンカ、掴み合いのケンカという意味になります。
「ケンカ」【けんか】
「ケンカ」には、「言い合ったり、殴り合ったりして争うこと」という意味があります。
口だけの「ケンカ」を、特に「口喧嘩」と呼びます。
誰もが経験したことがあるのが、「ケンカ」ではないでしょうか。
また夫婦同士の「ケンカ」を「夫婦喧嘩」と呼び、親子間の「ケンカ」を「親子喧嘩」と呼びます。
「くんずほぐれつ」を使った例文や短文など
次に「くんずほぐれつ」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「くんずほぐれつ」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「くんずほぐれつ」を使った例文1
- 「くんずほぐれつ」を使った例文2
「くんずほぐれつ」を使った例文1
「番長同士が、『くんずほぐれつ』しながら、対決をしている」
この例文は、学校でいちばんケンカが強いもの同士が、学校のプライドをかけてケンカをしている場面になります。
最近は「番長」という言葉を使うことが少なくなりましたが、昭和時代までに思春期を迎えた世代なら、「番長」や「スケ番」の存在を知っているでしょう。
番長同士の対決はプライドを掛けたもので、お互いが腕に覚えがあるため、「くんずほぐれつ」するような激しい戦いになります。
「くんずほぐれつ」を使った例文2
「男女が『くんずほぐれつ』している場面を、偶然テレビで見る」
この例文は、テレビに映ったラブシーンをたまたま見てしまった人の心の中を文章にしたものです。
ドラマや映画では、「くんずほぐれつ」と言いたくなるようなラブシーンが登場することがあります。
「くんずほぐれつ」は基本的に、争っている姿に対して使いますが、時には、男女の組み合ったり離れたりするような激しいラブシーンに対しても使うことがあります。
「くんずほぐれつ」という言葉について見てきました。
組み合ったり離れたりしながら、激しいケンカをしている人を見かけたら、「くんずほぐれつ」という言葉を使ってみましょう。