「巧言令色」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「巧言令色」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「巧言令色」という言葉を使った例文や、「巧言令色」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「巧言令色」とは?
- 「巧言令色」の類語や類似表現や似た言葉
- 「巧言令色」を使った例文や短文など
「巧言令色」とは?
みなさんは「巧言令色」という言葉を知っているでしょうか。
「巧言令色」という言葉を、まるで知らないという人が、ほとんどかもしれません。
そこで「巧言令色」という言葉の意味を紹介します。
- 「巧言令色」の読み方
- 「巧言令色」の意味
「巧言令色」の読み方
「巧言令色」は「こうげんれいしょく」と読みます。
「巧言」は「こうげん」、「令色」は「令色」と読みます。
これを機会に、「巧言令色」は「こうげんれいしょく」と読みましょう。
「巧言令色」の意味
「巧言令色」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「巧言令色」には、「口先や顔つきを取り繕い、人に媚びること」という意味があります。
「巧言」には、「相手に気に入られるような、巧みな言葉」という意味があり、「令色」には、「愛想の良い表情」という意味になります。
ビジネスシーンでも、相手に媚びて、口先だけで生きているようなタイプの人がいるかもしれません。
このような人を見た時は、「巧言令色」という言葉を使ってみましょう。
「巧言令色」の類語や類似表現や似た言葉
次に「巧言令色」の類語や類似表現を紹介します。
「巧言令色」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「八方美人」【はっぽうびじん】
- 「二股膏薬」【ふたまたこうやく】
「八方美人」【はっぽうびじん】
「八方美人」には、「誰に対しても愛想よく振る舞う様子」という意味があります。
「八方」は「八方向」ではなく、「あらゆる方向」という意味があります。
もともと「八方美人」には、「あらゆる方向から見て欠点のない美人」という意味があり、転じて「誰に対しても良い顔をする」という意味になっています。
みなさんの職場にも、誰に対しても良い顔をして媚びる、「八方美人」がいるかもしれません。
「二股膏薬」【ふたまたこうやく】
「二股膏薬」には、「あっちについたり、こっちについたりと、節操がないこと」という意味があります。
コミュニケーション能力が高いのは素晴らしいことですが、見境なく誰に対しても取り入る人は、信頼されにくいかもしれません。
「巧言令色」を使った例文や短文など
続いて「巧言令色」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「巧言令色」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「巧言令色」を使った例文1
- 「巧言令色」を使った例文2
「巧言令色」を使った例文1
「彼女は『巧言令色』の気があるため、信用できない」
この例文は、ある女性が口先や顔の表情だけで、気に入られようとしているのを見抜いた人が、信用できないと感じている様子を文章にしたものです。
すぐには気づけないかもしれませんが、長い間見ていると、「巧言令色」の気質があると気づけるかもしれません。
「巧言令色」を使った例文2
「『巧言令色』だけで、世の中を渡るのは難しい」
その場にいる人に対して、巧みな話術や笑顔を用いて気に入られる才能があるのはすごいことですが、それだけで定年まで仕事を続けるのは難しいかもしれません。
愛想を使いたくなくなった時や、媚びた表情が相手の心に刺さらなくなった時のために、他のスキルも上げておきましょう。
「巧言令色」という言葉について見てきました。
誰かが口先や顔つきだけで、媚びて取り入っている姿を見た時は、「巧言令色」という言葉を使ってみましょう。
また、自分が「巧言令色」になっていないか、客観的に見て、そうなっている場合は態度を変えてみましょう。