「粉骨砕身」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「粉骨砕身」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「粉骨砕身」という言葉を使った例文や、「粉骨砕身」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「粉骨砕身」とは?
- 「粉骨砕身」の類語や類似表現や似た言葉
- 「粉骨砕身」を使った例文や短文など
「粉骨砕身」とは?
みなさんは「粉骨砕身」という言葉を知っているでしょうか。
仕事に対して「粉骨砕身」の姿勢で臨んでいる人もいるでしょう。
一方で、「粉骨砕身」という言葉をまるで知らないという人もいるかもしれません。
そこで「粉骨砕身」という言葉の意味を紹介します。
- 「粉骨砕身」の読み方
- 「粉骨砕身」の意味
「粉骨砕身」の読み方
「粉骨砕身」は「ふんこつさいしん」と読みます。
「粉骨」は「ふんこつ」、「砕身」は「さいしん」と読みます。
少し難しい漢字が使われているため、読み間違えないように気を付けましょう。
「粉骨砕身」の意味
「粉骨砕身」には、どのような意味があるでしょうか。
「粉骨砕身」は、「骨を粉にし、身を砕く程努力する」ということから、「力の限り努力すること」という意味があります。
また「非常に苦労して、働くこと」という意味もあります。
骨を粉にし、身を砕くほど、努力する、苦労して働くという意味があります。
仕事に対して「粉骨砕身」の姿勢で臨んでいる人は、このような強い覚悟を持っているのかもしれません。
「粉骨砕身」の類語や類似表現や似た言葉
続いて「粉骨砕身」の類語や類似表現を紹介します。
「粉骨砕身」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「粒粒辛苦」【りゅうりゅうしんく】
- 「刻苦勉励」【こっくべんれい】
「粒粒辛苦」【りゅうりゅうしんく】
「粒粒辛苦」は四文字熟語です。
「粒粒」には「米の一粒、一粒」という意味があり、「辛苦」には、つらくて苦しいという意味があります。
そのため「粒粒辛苦」には、「こつこつと努力、苦労を重ねること」という意味があります。
ほとんどの仕事の下積み時代は、「粒粒辛苦」になるかもしれません。
「粒粒辛苦」の時代を耐えた先には、自分が本当にしたいことができる世界が待っているかもしれません。
「刻苦勉励」【こっくべんれい】
「刻苦勉励」は、四文字熟語になります。
「刻苦勉励」には、「努力を重ねながら、苦労して勉学や仕事に励むこと」という意味があります。
仕事をしながら大学に通っている人などは、「刻苦勉励」の毎日かもしれません。
「粉骨砕身」と同様に、身を粉にして頑張ろうと思っている人が、座右の銘に選びたい、そのような言葉になっています。
「粉骨砕身」を使った例文や短文など
次に「粉骨砕身」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「粉骨砕身」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「粉骨砕身」を使った例文1
- 「粉骨砕身」を使った例文2
「粉骨砕身」を使った例文1
「転職先で、『粉骨砕身』の覚悟で頑張ろうと誓う」
この例文は、転職したのを機に、新しい職場で心機一転頑張ろうとしている人の心の中を文章にしたものです。
転職先では、これまでとは勝手が違い、新しい仕事をたくさん覚えなければいけません。
当面は力の限り努力し、苦労しても頑張ろうと思うため、「粉骨砕身」という言葉が頭に浮かんだのではないでしょうか。
「粉骨砕身」を使った例文2
「『粉骨砕身』するのはいいが、無理をして体を壊しては元もない」
この例文のように、激しく努力することは、時には必要でしょう。
しかし、本当に骨を粉にしたり、身を砕いたりして頑張り、体を壊してしまったら意味がありません。
健康第一という前提の上で、「粉骨砕身」しましょう。
「粉骨砕身」という言葉について見てきました。
力の限り頑張ってみようと思う時、苦労して働いている人を見た時は、「粉骨砕身」という言葉を使ってみましょう。