「鶏口牛後」の意味や類語、例文を紹介
「鶏口牛後」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「鶏口牛後」という言葉を使った例文や、「鶏口牛後」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「鶏口牛後」とは?
- 「鶏口牛後」の類語や類似表現や似た言葉
- 「鶏口牛後」を使った例文や短文など
「鶏口牛後」とは?
「鶏口牛後」という言葉を知っているでしょうか。
「鶏口牛後」を座右の銘にしている人もいるでしょう。
一方で、「鶏口牛後」という言葉を、まるで知らないという人もいるかもしれません。
そこで「鶏口牛後」という言葉の意味を紹介します。
- 「鶏口牛後」の読み方
- 「鶏口牛後」の意味
「鶏口牛後」の読み方
「鶏口牛後」は「けいこうぎゅうご」と読みます。
「鶏口」は「けいこう」、「牛後」は「ぎゅうご」と読みます。
読み方が難しい言葉のため、読み間違えないようにしましょう。
「鶏口牛後」の意味
「鶏口牛後」という言葉の意味を紹介します。
「鶏口牛後」には、「大きな集団の最後尾にいるよりも、小さな集団であっても、トップの存在でいた方がいい」という意味があります。
「鶏口」は「鶏の口」のことで、「小さな団体の長」、「牛後」は「牛の尻」のことで、「大きな団体の使われている人」という意味があります。
「鶏口牛後」の類語や類似表現や似た言葉
次に「鶏口牛後」の類語や類似表現を紹介します。
「鶏口牛後」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「芋頭でも頭は頭」【いもがしらでもあたまはあたま】
- 「鯛の尾より鰯の頭」【たいのおよりいわしのあたま】
「芋頭でも頭は頭」【いもがしらでもあたまはあたま】
「芋頭でも頭は頭」という言葉には、「どんなにつまらない小さな集団だとしても、トップという立場には変わりがない」という意味があります。
「鯛の尾より鰯の頭」【たいのおよりいわしのあたま】
「鯛の尾より鰯の頭」には、「大きな団体で低い地位に甘んじるより、小さな団体の長となった方がいい」という意味があります。
「鶏口牛後」と同じ意味がある言葉です。
「鶏口牛後」を使った例文や短文など
続いて「鶏口牛後」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「鶏口牛後」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「鶏口牛後」を使った例文1
- 「鶏口牛後」を使った例文2
「鶏口牛後」を使った例文1
「第一志望には入れなかったが、『鶏口牛後』というから、小さな会社でも頑張ろう」
この例文は、就活で失敗し、第一志望の会社に入れなかった人が、小さな会社でも頑張ろうとしている場面です。
実際に、大手企業で埋もれてしまうより、小さな会社の中心として活躍した方が、人生が豊かになるケースもあります。
「鶏口牛後」を使った例文2
「『鶏口牛後』という言葉を知り、大手企業を退職し、起業した」
この例文は、大きな企業にいることに疑問を感じた人が、独立起業することを決めた場面を切り取ったものです。
大きな企業なら経済面では安心ですが、やりがいという点で疑問が残るかもしれません。
独立起業を目指し、「鶏口」となることを選ぶ人もいるでしょう。
「鶏口牛後」という言葉について見てきました。
大きな企業の末端より、小さな企業のトップとして活躍したいと感じたら、「鶏口牛後」という言葉を使ってみましょう。