「冷やかされる」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「冷やかされる」という表現を聞いたことがあるでしょうか。
子供の時に誰かから冷やかされ、嫌な思いをしたという人もいるかもしれませんね。
ここでは「冷やかされる」という表現について紹介します。
目次
- 「冷やかされる」とは?
- 「冷やかされる」の表現の使い方
- 「冷やかされる」の英語と解釈
- 「冷やかされる」を使った例文と意味を解釈
- 「冷やかされる」の類語や類義語・言い換え
「冷やかされる」とは?
「冷やかされる」という言葉には嫌な気分になるようなことを言われる、皮肉を言われる、という意味になります。
サ行5段活用の「冷やかす」の未然形に受身、尊敬、自発、可能の助動詞「れる」がついた形になります。
冷やかすという言葉には相手を怒らせたり困らせたり、恥ずかしがらせたりするようなことを言ったりして面白がるという意味があり、「冷やかされる」という表現はこの冷やかすという言葉の受け身になるのです。
つまり、誰かから自分が起こるようなことを言われた、困るようなことをされた、などという場合はまさに冷やかされたということになります。
「冷やかされる」の表現の使い方
子供の時は誰でも1度は冷やかされたという経験を持つのではないでしょうか。
例えば何かを言い間違えて笑われた、失敗してしまって茶化された、などという経験もあるでしょう。
このような場合に「冷やかされる」という表現が使われます。
職場などで冷やかされてしまうと今後の勤務態度にも悪い影響を与えてしまうかもしれませんので、何か嫌なことを言われたりした場合はきちんと「それは嫌だ」と説明することも重要です。
恋愛を冷やかされ、嫌な気持ちになった経験を持つ人もいるのではないでしょうか。
「冷やかされる」の英語と解釈
「冷やかされる」という表現を英語にすると“be teased”が的確でしょう。
これにはからかわれるという意味があり、茶化されるといった意味合いも含んでいます。
「彼氏ができたことを冷やかされ、嫌な思いになりました」ということであれば“They teased me for my boyfriend and I wasn't comfortable.”になります。
「冷やかされる」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介します。
- 「冷やかされる」を使った例文1
- 「冷やかされる」を使った例文2
「冷やかされる」を使った例文1
「高校生の時は恋愛を冷やかされ、面倒でした」
誰でも恋愛はするものですが、子供の頃は恋愛に関心がありますよね。
中学生や高校生の時などはいちいち開かされて嫌だった、という人もいるのではないでしょうか。
中学生や高校生の時はむしろ恋愛に興味がある時期ですから、誰かに彼氏や彼女ができたとなるととても面白がってしまうこともあるかもしれませんね。
「冷やかされる」を使った例文2
「間違いを冷やかされ、職場で嫌な思いをしました」
学校であれ職場であれ、「間違いを冷やかされる」と嫌な気持ちになります。
二度と間違いをしないように感じる人もいるでしょうし、卑屈な気持ちになってしまう人もいるかもしれません。
本人も笑い飛ばすような間違いならば良いですが、本人が恥ずかしく思うような間違いであったり、恥ずかしく思わせてしまうような冷やかしは良くありません。
「冷やかされる」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介します。
- 「からかわれる」【からかわれる】
- 「茶化される」【ちゃかされる】
- 「いじめられる」【いじめられる】
「からかわれる」【からかわれる】
からかわれる、という表現には茶化される、「冷やかされる」、などという意味があります。
からかうという言葉には冗談を言ったりいたずらをしたりして人をもて遊ぶ、困らせる、などという意味があり、からかわれるという表現はこの言い回しの受け身になります。
「茶化される」【ちゃかされる】
茶化される、というのは嫌な気持ちになることを言われる、皮肉を言われる、という意味になります。
茶化す、という言葉には相手を困らせたり怒らせたりするようなことをいう、する、という意味があります。
「いじめられる」【いじめられる】
少々極端な表現ではありますが、いじめられるという表現も類義語の1つだといえます。
いじめるという言葉には弱い者を痛めつけるという意味があり、弱い者を苦しめて辛く当たるなどというニュアンスがあります。
「冷やかされる」という表現は日常的にも使えますし、冷やかされた経験を持つ人も多いのではないでしょうか。
誰かを冷やかすときには程度を知ることも大切ですし、その人が嫌な気持ちになるような冷やかしをしないように配慮することも大切です。