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「おぼこい」とは?意味や類語!例文や表現の使い方

「おぼこい」という表現を知っているでしょうか。

方言なので聞いたことがない、わからない、という人もいるかもしれません。

ここでは「おぼこい」という言い回しについて紹介します。

おぼこい

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目次

  • 「おぼこい」とは?
  • 「おぼこい」はどこの方言?
  • 「おぼこい」と「めんこい」の違い
  • 「おぼこい」を使った例文と意味を解釈
  • 「おぼこい」の類語や類義語・言い換え

「おぼこい」とは?

「おぼこい」とは?

「おぼこい」という表現は幼い、かわいい、という意味を持つ西日本の表現になります。

もともとは「おぼこ」という表現が使われていましたが、これが形容詞となって幼い、かわいい、という意味を持つ言葉になりました。

子供のように初心である、素直である、未熟である、などという意味でも使われます。

子供っぽいというニュアンスを持つため、大人に対して用いると「あなたは子供っぽいね」というような意味になってしまいますので、気をつけなければいけません。

「おぼこい」はどこの方言?

「おぼこい」はどこの方言?

「おぼこい」という表現は関西の表現であり、東日本ではあまり使われていません。

関西地方に行くと、初々しい、世間ずれしていない、などという時に使われていることがわかります。

「おぼこい」と「めんこい」の違い

「おぼこい」と「めんこい」の違い

「おぼこい」という表現と似た言葉で、めんこいという言葉があります。

これは北海道や東北の方言であり、かわいいという意味になります。

めんこいという表現は濁って「めんごい」と言われることもあります。

これは愛らしい、よくできている、という時に使われる表現であり、子供っぽいという意味はありません。

「おぼこい」を使った例文と意味を解釈

「おぼこい」を使った例文と意味を解釈

ここでは「おぼこい」という表現を使った言い回しを紹介します。

  • 「おぼこい」を使った例文1
  • 「おぼこい」を使った例文2

「おぼこい」を使った例文1

「あの家の男の子は中学生なのにおぼこいね」

男の子は中学生から高校生にかけてどんどん成長していきますよね。

高校生になって思いきり背が伸びる人もいますし、中学生になってもまだ声変わりが終わらない、ということもあるかもしれません。

つまり、中学生の時はまだ背が低く、声も高いままで女の子みたい、と言われることもあるのです。

そのような場合は「おぼこい」という表現が使われます。

そのような中学生でも、高校生になったらきっと背が伸びて男性らしくなりますよ。

「おぼこい」を使った例文2

「あの家に来たお嫁さんがおぼこい」

女性がお嫁に来ると近所でも話題になりますよね。

年齢よりも若く見える、可愛らしい、幼いイメージがある、人懐っこい、などというときには「おぼこい」という言い回しが使われます。

そのような女性の方が近所付き合いもうまくいく可能性がありますので、良いかもしれません。

「おぼこい」の類語や類義語・言い換え

「おぼこい」の類語や類義語・言い換え

ここでは「おぼこい」という表現の類義語を紹介します。

  • 「幼い」【おさない】
  • 「子供っぽい」【こどもっぽい】
  • 「可愛い」【かわいい】

「幼い」【おさない】

幼い、というのは年齢が若い、幼少である、という意味もありますが、幼稚である、という意味もあります。

考え方が幼い、などと言われることもありますね。

褒め言葉で使われているとは限りませんので気をつけなければいけません。

大人なのに「考え方が幼い」と言われている場合、もう少し大人にやらなければいけないということがわかります。

「子供っぽい」【こどもっぽい】

子供っぽいというのはいかにも子供のようである、という意味を持ちます。

対義語は大人っぽい、になります。

子供ぽい、と言う表現も幼いという表現と同様、あまり良い意味では使われません。

「可愛い」【かわいい】

可愛い、という言葉にはいとおしい、愛らしい、などという意味があります。

小さいものや弱い者などに心惹かれる気持ちをさしているのです。

女性を見ると可愛いと感じることがありますよね。

また、赤ちゃんやよちよち歩きの子供を見ると可愛いなぁと思う人も多いのではないでしょうか。

icon まとめ

「おぼこい」という表現は方言ですので、関西に住んでいなければあまり聞く機会もないかもしれません。

その一方でよく使われる表現でもありますから、意味を知っておきましょう。

そして、基本的には幼いというニュアンスが強いということを覚えておく必要があります。