「惜しげもなく」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
皆さんは「惜しげもなく」という言葉を聞いたことがあるかと思います。
この言葉は、普段の日常生活の中でのやり取りだけでなく、ビジネスシーンでも耳にすることがある言葉です。
しかし、何気なく使われていることから、正しい意味を理解していない人もいるかもしれませんので、今回はこの「惜しげもなく」について説明を進めていくことにします。
目次
- 「惜しげもなく」とは?
- 「惜しげもなく」の表現の使い方
- 「惜しげもなく」の英語と解釈
- 「惜しげもなく」を使った例文と意味を解釈
- 「惜しげもなく」の類語や類義語・言い換え
「惜しげもなく」とは?
「惜しげもなく」とは「惜しがるような様子もなく」、あるいは「気前よく」といったような意味を持つ言葉です。
- 「惜しげもなく」の読み方
「惜しげもなく」の読み方
「惜しげもなく」は「おしげもなく」と読みますが、時々使われている言葉なので、そんなに難しい読み方には感じられないでしょう。
ここでしっかりとチェックしておいてください。
「惜しげもなく」の表現の使い方
「惜しげもなく」は、「何の遠慮もなく残念がる必要もなく」といった意味合いになるので、お金や物など自分の持っているものを惜しみなく使ってしまう、消費してしまうような場合に使われます。
「惜しげもなく」の英語と解釈
「惜しげもなく」を英語で訳すと、“without loneliness”、“liberally”、“munificently”、“generously”などの言葉で表現することができます。
「惜しげもなく」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「惜しげもなく」を使った例文を2つほど挙げてみますので、どのような使い方はできるか具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「惜しげもなく」を使った例文1
- 「惜しげもなく」を使った例文2
「惜しげもなく」を使った例文1
「うちの親父は骨董品に目がないので、金を惜しげもなく使って手に入れるのです」
骨董品は、人によっては非常に価値のあるものですが、全く興味のない人にとっては価値がありません。
本当に自分が欲しいと思う物があれば、「惜しげもなく」お金を使ってしまうので、家族から見れば困ってしまうことですね。
特に今ではインターネットオークションがあるので、欲しいものを見つけるとすぐに購入することができるので、注意が必要でしょう。
「惜しげもなく」を使った例文2
「我が国の王は、国費を惜しげもなく使ってしまい、国力を大きく疲弊さえてしまったのだ」
国には予算というものがあり、その予算で様々な活動をしています。
しかし、その予算は国民の税金で賄われているものなので、いかに国王と言えども、「惜しげもなく」国費を浪費することが許されないことです。
「惜しげもなく」の類語や類義語・言い換え
「惜しげもなく」を他の言葉で言い換えるとするなら、どのような言葉があるのかをここで見ていくことにしましょう。
- 「糸目をつけず」
- 「際限なく」
- 「ありったけの」
「糸目をつけず」
「糸目をつけず」が「惜しげもなく」の類語として扱うことができますが、「(凧をコントロールできないことから)物事をするのに制限を加えない」という意味で使われています。
「際限なく」
「際限なく」も「惜しげもなく」に使い意味があり、「これで終わりだ、ここで止めておこうというような区切りを持たずに、何処までいっても継続する」という意味で使われます。
「ありったけの」
「ありったけの」という言葉がありますが、「あるもの全部のこと」という解釈ができます。
「惜しげもなく」という言葉は、いい意味でも悪い意味でも使うことができる言葉です。
特にお金を使う際に「惜しげもなく」を使うことが多いのですが、本当に価値のあるものであれば、たしかにいい意味になります。
これが全く意味のない投資や無駄な買い物であれば、この言葉は悪い意味合いになってきます。
どうせ使うなら、自分のためになるような場合に使いたいものです。